徒然日記

10月16日 その2611『逢坂誠二の徒然日記』(4306)




今日のパリの日の出は、8時12分。

いつもの起床時刻の午前4時は
完全に夜中の雰囲気だ。

パリは北緯48.5度程度。

稚内(北緯45.4度)よりも、相当北に位置している。

1)エボラ熱
欧州では、連日、
エボラ出血熱に関するニュースが、
テレビで流れている。

特にスペインとアメリカで二次感染が発生してから、
欧州での関心が一気に高まっている。

エボラ出血熱の潜伏期間は、最大で21日。

空気感染はせず、
患者の血液や排せつ物への接触によって感染する。

日本で発症する可能性は低いと言われているが、
可能性はゼロではない。

政府や医療機関は、
万が一の場合にどんな行動を取るべきなのか、
予めその対応を検討する必要がある。

2)国立公文書館
昨日、フランスの国立公文書館を訪問し、
実際に利用してみた。

利用のためには、事前に利用者登録が必要だ。

パスポートで身分を確認し、
住所とメールアドレスを告げると、
10分もしないうちに、
顔写真とICチップ付の利用者カードが出来上がる。

顔写真は、ウエブカメラを使って
利用申請のカウンターに座ったまま、
その場で撮影されたものだ。

利用登録の有効期限は一年だという。

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持ち物を1階のロッカーに入れて、
2階の資料閲覧室に進むが、
2階にそんな場所が見当たらない。

ウロウロしていると、
階下から、もう一つ上だとの声がかかる。

そうだここはフランス、
2階は、日本の3階に相当することを失念していた。

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だだっ広く静かな資料閲覧室では、
10名程度の方が、資料や検索用のPCと睨めっこしている。

請求した資料を目の前にして、
デジカメで撮影している人も多い。

公開資料であれば、撮影には特別の許可は不要だ。

正直なところ、初心者の私に、検索端末の使い勝手は良くないが、
ルイ王朝に関する資料などが、ちょっとした操作で画面に出くる。

実物を見たければ、資料請求を行う。

昨日は、残念ながら、資料請求をする時間がなかったが、
簡単な手続きで、しかも短時間にこんなことができることに驚く。

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フランスの公文書館の歴史は、
アメリカ以上に古く1780年頃に構想されたという。

今度は、もっと事前調査を行って、
フランスの公文書管理のあり方を学んでみたいと思う。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・10・16
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