徒然日記
1月10日 その1086『逢坂誠二の徒然日記』
今日はいつもの日記と違い、
午後の発信です。
今朝は、長万部にいました。
長万部は激しい雪。
羊蹄山麓の豪雪地帯への入口を思わせる激しいものでしたが、
長万部から10分も南下すれば、
もう青空が広がります。
なんとも今の季節らしい天候に触れ、
意味もなく、ちょっとニンマリしました。
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長万部から函館に戻って、
いくつかの新年行事に参加しています。
政権交代後、
地元に戻る時間がめっきりと減っています。
そのため、
少しでも多くの声を聞くために、
走り回っています。
1)帰函できず
一昨日8日夕方、帰函し、
医師会と連合の新年交礼会に出席予定でした。
しかし、地域主権戦略会議の今後について
いろいろな調整が手間取り、
結局、帰函できず、
いずれの交礼会も代理出席となってしまいました。
関係者の皆さんには、申し訳なく思っています。
地元回りも大事なのですが、
内閣の一員として、
与えられた仕事をしっかりと進めることも、
当然、大事なことです。
2)新春の集い
昨9日、帰函しています。
夕方、歯科医師会新年交礼会の冒頭で挨拶をしたのち、
即、長万部に移動しています。
長万部では、
私の新春の集いが開かれるのです
私の後援会の、今年の新年行事の第一号です。
函館での用務を経ての長万部入りのため、
集いには、遅れての参加となりましたが、
会場では大勢の皆さんに歓迎いただきました。
「地元は我々が守るからしっかり仕事をしろ」
こんな言葉も頂き、
目頭が熱くなるほど有り難いやら、
恐縮するやらでした。
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集いへの私の参加時間が短かったため、
終了後、希望者数名と再度、
意見交換をしています。
皆さんから地域に対する
熱い思いが寄せられています。
会終了後、私は、即、熟睡しました。
そして今朝は、いつものように4時に起きて、
アルカリ泉質の長万部温泉につかってから、
仕事を開始しました。
久々の温泉は爽快、そのものでした。
3)賃金が安い
今日は、長万部から帰函後、
参加した新年行事で、
娘さんを福祉施設に通わせているお母さんから、
次のような話を聞いています。
「福祉施設職員の給料が安すぎる。
何年働いても昇給しないし、いつまでも臨時職員のままだ。
こんな状態はで、みんなが安心して働くことができない。」
こんな現状を強く訴えられました。
そうなのです。
だから我々は、
予算の使い道を変えて、
医療や福祉、教育に力を入れたいと思っています。
来年度予算案も、そのことに配慮した、
予算組になっています。
しかし、まだまだ不十分です。
もっともっと、
予算、日本の財政を精査して、
貴重なお金をもっと効率的、効果的に使わなければなりません。
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政権交代後、4カ月近くになろうとしています。
しかし、今使っている予算は、
まだ前政権の考え方に基づくものが大半です。
我々の思う予算に大きく変えることができるのは、
平成23年度予算からになるのですが、
それまでの間、手直しのできるところは
少しでも迅速に対応しながら、進まねばなりません。
4)明るく、前向きに
最近、政治家も含め、
いろいろな方の挨拶を聞いていると、
なんとも残念な気持ちになります。
多くの方々のまくら言葉が、常に暗く、後ろ向きなのです。
もちろんそれは、事実だから当然だとの声もあるでしょう。
しかし、本当にそう感じていないように
思われる方々の口からも、
そんな言葉が常套文句のように漏れてきます。
とにかく厳しいことを言っていれば、
あたかも自分の行いに対する免罪符であるかのように、
十分な配慮もなしに、
閉そく感とか、経済危機との言葉を使います。
私は、こうした雰囲気に、
特に政治家がこうしたことに
慣らされていることに危機感を覚えます。
もっと政治家は、明るく前向きなことを、話すべきです。
もちろんそれは、実現不可能なことを、
勢いに任せて放言することではありません。
厳しい現実をしっかりと見据えながら、
その中から、どんな光を見出すかを語ることが必要なのです。
単に、暗い、辛い、厳しいだけではダメなのです。
もっと工夫して、
厳しい現状をどう克服するか、
その道筋のない話は、
単なる言い訳になってしまいます。
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今日は、この後、
函館市内でさらに新年行事が続きます。
そして夜は、森町で、
私の新春の集いがあります。
厳しい現実を踏まえつつ、
明るく前向きに前進します。
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2010・1・10 Seiji
Ohsaka
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私も先生の意見に大賛成です。
最近はマスコミを含めすべての論調がnegativeに走っており、
これでは私達の行動も必要以上に萎縮するのではないでしょうか?
どのような時代であってもいい事もあれば悪いこともあるはずです。残念な風潮であると私も思っております。
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