徒然日記

忘れていた言葉 ― 朝貢外交をめぐって【25年10月31日 『逢坂誠二の徒然日記』8339回】

午前5時の函館、雲が広がっていますが、雨は降っていません。気温は12度程度です。日中も雲が多く、午後には雨になるかもしれません。予想最高気温は19度程度です。

昨日もスルメイカTACの問題で現状をどう打開するかについて、関係者とやり取りをしております。

今夕、帰函します。

1)忘れていた言葉 ― 朝貢外交をめぐって
ここ数日、しばらく忘れていた言葉を思い出しました。
それは「朝貢外交(ちょうこうがいこう)」です。

<朝貢外交とは>
何らかの見返りを期待して、高価な貢物を持って行くなど他国の機嫌を取るような外交姿勢を揶揄する言い方で、
近代以前に中国の周辺諸国が中国の王朝に対して行った「朝貢」にたとえられた表現です。
単なる歴史用語ではなく、現代の国際関係においても、時に皮肉を込めて使われる言葉です。

<言葉の違いを味わう>
この「朝貢外交」という言葉を思い出す中で、
改めていくつかの日本語の違いを反芻していました。

追従(ついじゅう)は、人に付き従うこと。人の言うとおりに行うこと
追従(ついしょう)は、人にこびへつらうこと。おべっかを使うこと、またその言葉

そして、品(ひん)と品(しな)。
前者は、人や物に備わる自然な品格や風格。
後者は、人の心をひきつけ用としするどこか気取ったしぐさ。なまめかしいしぐさ。
同じ読みでも、意味や印象は大きく異なります。
言葉の奥にある微妙な違いに、日本語の深さを感じます。

<実を取る外交>
たとえ「朝貢外交」と指摘されようとも、
また「お追従」と言われようとも、
もし実(じつ)を取ることができれば、それはそれで天晴れです。
しかし、貢ぎっぱなしになっていないか。
その一点だけは、冷静に、厳しく検証する必要があります。
外交とは、難しい物ですが、その中に本当の「品(ひん)」があれば尊敬もされるものだと思います。

【25年10月31日 その6641『逢坂誠二の徒然日記』8339回】
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