徒然日記
政府の真意は?【25年10月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8328回】
午前5時の函館、雨が降っています。多少、風もあり、秋だなぁと感じます。朝の気温は7度程度、昼頃には晴れ間が広がりますが、最高気温は12度程度の見込みです。
1)政府の真意は?
原発を動かせば、使用済み核燃料をはじめとする高レベル放射性廃棄物が必ず発生します。
けれども、いまの日本には、それをどう処理するのか、どこで処分するのかという明確な答えがありません。
それにもかかわらず、処理の方法もコストの全体像も示さないまま「原発を最大限活用する」とする政府の方針。
私は、これは「今さえ、自分たちさえ良ければいい」という発想にほかならず、きわめて無責任だと感じます。
それでも政府は、原発を動かし続ける姿勢を崩していません。
その理由を問われると、エネルギー安全保障、脱炭素・気候変動対策、電力の安定供給、そして既存設備の有効活用――そういった言葉が並びます。
なるほど、どれも一理あるように聞こえます。
しかし、そもそも処理できない廃棄物をどうするのか。
この根本的な問題を棚上げにしたまま、原発を動かし続けてよいのでしょうか。
それとも、政府はこの問題を、私が考えるほど深刻なものとは見ていないのでしょうか。
私は、政府が本気でどこまでこの現実に向き合っているのか――その真意を、どうしても測りかねています。
【25年10月20日 その6631『逢坂誠二の徒然日記』8328回】
ohsaka.jp/support.html
go2senkyo.com/donate/agree/123556
#逢坂誠二 #おおさか誠二 #立憲民主党 #立憲 #立民 #政治家 #国会議員 #衆議院議員 #函館 #五稜郭
その疑問、私はむしろ今の立憲民主党に問いたいです。
脱原発の主張はすっかり後退しましたね。
綱領には入っていても、報道でも先の参院選でもその主張を
見聞きすることはすっかりなくなりました。
立憲民主党を含め「防衛力の抜本的強化」に賛同する勢力は、
ロシアのウクライナ侵攻で原発が攻撃の標的になった光景を
一体どう見ているのか? 本当に防衛のことなど考えているのか??
「原発の最大限活用」を主張する勢力は、よく「安全性を前提に」と言いますね。
その安全性が担保されない以上、彼らの主張は根本から成り立っていないと思います。
あるいは「リスクはあっても必要悪」などと開き直るなら、せめて万一の場合の
責任の所在を定めておくことが最低限の責任でしょう。
既に全世界の主要な電源構成は再エネになっています。石炭でも原発でもありません。
あれこれ言い訳を並べてこの流れに背を向け続けることは、逢坂さんが先日書かれていた
「国力」の低下にもつながると思います。