徒然日記
新藁や顔を埋めて寝転んで【25年10月15日 『逢坂誠二の徒然日記』8323回】
午前4時の都内、ごく弱い雨が降っています。朝の気温は16度。日中も雲の多い天候で、最高気温は21度程度の見込みです。完全に秋になった雰囲気です。
公明党が連立を離脱し少数与党となった自民党、さらに各党の思惑が絡みあって、一寸先が闇の状態になっています。今日も緊張感のある一日中となります。
公明党が連立を離脱し少数与党となった自民党、さらに各党の思惑が絡みあって、一寸先が闇の状態になっています。今日も緊張感のある一日中となります。
1)新藁や顔を埋めて寝転んで
幼い頃、私の遊び場は畑や田んぼ、森や川でした。暑くても寒くても、いつも外にいた記憶があります。
五歳のある日、どこまでも続く濃い青空の下、近所の畑で麦藁を集める手伝いをしていました。もっとも「手伝い」というより、夢中で遊んでいたと言ったほうが正しいでしょう。刈り取った麦藁を馬車に山のように積み、馬小屋のそばまで運びます。
秋の陽を浴びて乾ききった麦藁は、しなやかで、そして驚くほど硬く、半袖からのぞく腕に触れるたび、白い擦り傷ができるほどでした。
馬車は「保道車」と呼ばれ、自動車と同じゴムタイヤが二つ付いていました。その後ろに腰かけ、足をだらりと垂らし、馬の歩みに合わせてぶらぶらと揺らします。たったそれだけのことなのに、胸の奥が弾むように楽しかったのです。
何度か往復を重ね、これで最後と聞いたとき、私は思わず麦藁に顔を埋め、寝転びました。満載の麦藁の匂いが鼻の奥をくすぐり、仰向けになると、大きな青空がまぶしく広がります。馬の足音のリズムが心地よく、馬小屋がもっと遠くにあればいいのに――そう感じた瞬間を、今も覚えています。
【25年10月15日 その6626『逢坂誠二の徒然日記』8323回】
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