徒然日記

総理の職は軽い?【25年10月16日 『逢坂誠二の徒然日記』8324回】

午前6時の都内、雲が多く路面が濡れています。朝の気温は16度程度。日中も雲が多く、21度程度しか気温が上がりません。
各党の連立交渉が大詰めを迎えています。今朝の段階では、自民と維新が連携して、高市氏が総理になる可能性が強い雰囲気です。

1)総理の職は軽い?
「内閣総理大臣を務める覚悟はある」
「(首相に)絶対になってやる」
最近、このような言葉を耳にする機会が増えました。テレビでも頻繁に流れます。
勇ましい決意や覚悟の表れと受け止める人も多いでしょう。
もちろん、どんな思いを抱き、それをどう表現するかは人それぞれの自由です。
そして、総理という職を目指すことも個人の自由です。
しかし、総理大臣という職は、国民と国の命運を担う極めて重い職責です。
その重さを思えば思うほど、「総理になる覚悟がある」「絶対になる」といった言葉を口にすることに、私は違和感を覚えます。

<謙遜と謙譲という日本の美徳>
「浅学非才」という言葉があります。
どのように使うのか、その判断が難しい言葉ですが、日本には古くから「謙遜」や「謙譲」という美徳が根づいています。
それは単なる控えめな姿勢ではなく、職責の重さを自覚し、慎みをもって臨むという日本人らしい品格の表れでもあります。

<軽い言葉が映す時代の空気>
「総理になる覚悟がある」「絶対になってやる」――
こうした言葉が頻繁に発せられるようになったのは、
もしかすると(本人たちは意識していないのかもしれませんが)、
総理という職を軽く見ているからなのかもしれません。
当然、総理大臣の職は、決して軽いものではありません。
その重責を軽んじれば、困るのは国民です。
政治家がその重みを見失えば、政治は必ず迷走します。

<責任と謙虚さを携えて>
総理という職を、軽いものに貶めてはなりません。
その責任の重さを胸に刻み、謙虚さを失わずに臨む――
そこにこそ、真のリーダーの姿があると私は思います。

【25年10月16日 その6627『逢坂誠二の徒然日記』8324回】
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