徒然日記

私は保守【25年10月6日 『逢坂誠二の徒然日記』8314回】

午前5時に函館、多少雲がありますが、横津岳などの山の稜線はクッキリと見えています。東の空が少し明るくなってきました。朝の気温は16度程度。日中も晴れで、最高気温は20度程度の見込みです。今日は、中秋の名月です。

1)私は保守
自民党の新総裁となった高市早苗さんは、一般に「保守的な政治家」とされています。靖国神社への参拝、憲法改正への意欲、選択的夫婦別姓への反対――こうした立場がその根拠として挙げられます。
しかし、私は本当にそれだけで「保守」と言えるのだろうかと考えています。

私の理解する保守とは、過去の知恵と経験を尊重しながら、現実を踏まえて必要な改革を慎重に進める姿勢です。社会を理想から設計し直すのではなく、現実に根ざした秩序と連続性を重んじる。変化を恐れるのではなく、むしろ現実の中にある課題を見極め、混乱を最小限に抑えながら前へ進むこと。これこそが、本来の保守の精神だと思います。

首長を務めてきた私にとって、これはごく当たり前の感覚です。行政は、過去を否定してゼロからやり直すことなどできません。積み上げられてきた制度や地域の知恵を前提に、必要な改革を慎重に行う。それが地域を守り、人々の暮らしを安定させるための現実的な政治の姿です。

もちろん「保守」を名乗る方々の中にも多様な考えがあるでしょう。しかし、現実に根ざし、連続性を大切にすること――その意味で、私は自分自身を「紛れもない保守」だと考えています。
保守とは、過去に閉じこもることではなく、過去の知恵を生かして未来を築くための知恵なのです。

そしていま、私たちが考えるべき保守とは、過去への忠誠ではなく、未来への責任を引き受ける覚悟だと思います。伝統と現実をつなぎながら、人々の暮らしを安定させ、より良い社会を静かに積み上げていく――それこそが、今の日本における真の保守の姿だと私は考えています。

【25年10月6日 その6617『逢坂誠二の徒然日記』8314回】
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