徒然日記

自民党の欺瞞【25年9月28日 『逢坂誠二の徒然日記』8306回】

午前5時の函館、東の地平線がオレンジ色になって来ました。気温15度です。日中は晴れ。25度にまでなる見込みです。
昨日、帰函し、市内を歩き回っています。

1)自民党の欺瞞
自民党の総裁選を見ていると、大きな違和感を覚えます。

自民党は現在、与党です。1955年の結党以来、70年近く大半の時期を日本の政治を与党として、立法や行政を主導してきました。選挙のたびに「与党だからできる」「与党にしかできない」と強調し、そうした立場を最大限に利用して日常活動も続けてきたはずです。

ところが、今回の総裁選の公約を見ると、普段から野党が訴え、自民党が実行できなかった内容が多く盛り込まれています。
例えば、
 *ガソリン暫定税率の廃止と地方財源の確保
 *年収の壁の引き上げ
 *給付付き税額控除
 *地域公共交通の維持
 *医療、福祉などの人材の処遇改善
 *地域の活性化と若者の流出防止

これらはいずれも、私たちが以前から主張してきた内容です。本来なら「与党だからこそ」実現できたはずの政策を、なぜ今になって総裁選の公約として掲げるのでしょうか。むしろ、自民党が与党でありながら実現できなかった事実を白日の下にさらしているように見えます。

また「若者や中間層、現役世代への支援を強化する」「日本の科学技術力を再び高める」といった言葉も聞こえます。しかし、多くの世代を厳しい環境に追い込み、科学技術力を低下させたのは、まさに長年与党の立場にあった自民党自身ではないでしょうか。
戦後の大部分で政権を担ってきた自らの責任を振り返ることもなく、「自分たちならやれる」と言い張る姿勢は、私にはまるで詐欺のように映ります。

足元の課題に対応することは大事なことですが、総裁選挙では、失われた40年を反省し、日本の起死回生策を高らかに語ってもらいたいものです。

私なら、教育や科学技術予算の増額、一次産業の基盤強化を訴えます。
【25年9月28日 その6609『逢坂誠二の徒然日記』8306回】
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