徒然日記

人事の前倒し(逢坂誠二の徒然日記)

【25年9月3日 『逢坂誠二の徒然日記』8281回】
午前5時の都内、高く薄雲が広がっていますが晴れです。朝の気温は25度程度で、若干の秋の気配を感じますが、それでも熱帯夜です。日中も晴れ、予想最高気温は37度程度で、酷暑が続きます。
道南もそうですが、全国的に雨の予測がつきません。突然、大きな被害が発生するような激しい雨が降ります。雲のレーダー画像による予測も前ほどの精度がない印象です。いつ何があってもおかしくない、そんな気持ちで備えなければなりません。

1)人事の前倒し
昨日、野田代表が来週にも役員人事を行う意向を表明しました。これまで「臨時国会前に」としていた方針を前倒しし、自民党よりも早く体制を整備する決断をされたとのことです。私が指摘していたとおり、スピード感を持って党の立て直しに取り組む姿勢は、一定の評価ができます。

人事のタイミングを早めたこと自体は一歩前進ですが、肝心なのは、その人事が何を意味し、どのような戦略に基づくかです。参院選での敗北は、熱意や迫力の不足が国民の目に明らかになった結果でした。単に顔ぶれを入れ替えるだけでは、同じ轍を踏みかねません。

骨格人事という言葉が使われましたが、幹事長や政調会長、国対委員長といった要職を指すのでしょうか。これらの人選は、党の方向性を左右する重大な要素です。刷新感と同時に、一体感と迫力を示す布陣でなければ、国民に安心感も期待感も生まれません。

野田代表の新たな人事が、党勢回復の契機となるかどうか。今後の人事内容と、それに続く新たな戦略が、党の進路を大きく左右することになります。いずれにしても、人事を早めたことは評価したいと思います。煩い発信を続けた甲斐がありましたが、まさにこれからが正念場です。

【25年9月3日 その6584『逢坂誠二の徒然日記』8281回】
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 党勢拡大には、到底ならないと思います。衆議院でも、参議院でも、与野党が逆転したにもかかわらず、野田代表は、石破内閣に対し、不信任案を提出するでもなく、むしろ、石破内閣の存続をサポートすら、しようとする「政権交代こそ、最大の政治改革」というスローガン、ありゃあ、一体何だったんだ!としか、思えない。それと、立憲民主党の「シャドウ キャビネット」というのは、「本気」ではなかったし、実際その「政権担当能力」も御座いませんでした!と自白したようなものだ。

    小川幹事長の会見を聞いていれば、「人事」に大胆に切り込むような話は、これまで伝わってこなかった。ここにきて、野田代表が、大胆な執行部の刷新を行うようだ。しかし、石破内閣の行方が、危うくなり、慌てて、立憲内部の人事刷新を、言い出したようにしか、国民の目には、映らない。野田代表や執行部による「アリバイ作り」としか、思えない。

    結局、野田代表及び立憲執行部は、安部元首相及び自民党と同じで、「責任は、感じるものであって、決して、責任は取るものではない」という姿勢しか、見えてこない。所詮、政治屋でしかないのである。立憲民主党というのは、子供が、「魚」を欲しているのに「蛇」を与えるようなことしかしない。野田代表というのは、国民の「痛み」や「苦しみ」を肌感覚で、感じているようには思えない。「政治感覚」が、ズレているのだ。

    立憲民主党は、結党以来の最大のピンチにいると思う。普通ならば、野田代表が責任を感じ、潔く、代表の座を降り、後任は、「代表選挙」に委ねるべきだが、そういった動きも無い。枝野元代表は、先日の地元での講演会で、「野党共闘は、終わった」とか、言ってましたが、これは、心ある国民を余りにも蔑ろにする発言だと思う。

    立憲民主党の「低迷」の最大原因は、「結党の精神」を打ち捨てたことにあると思う。あの時、何故、枝野新党を、国民は、支持したのか?
    現在、国民は、ほとんど、立憲民主党の「結党の精神」なんて、知らないと思う。そして、立憲民主党は、「敏感」に、国民の「声」、「痛み」、「苦しみ」を感じ、国民に「寄り添う」ことを「怠った」からだと思う。

    立憲の議員さんにしてみれば、耳を傾けるべきは、大株主の「連合」であって、我々「一般庶民」ではないのだ!
    まぁ、野田代表を選んだのは、立憲民主党の議員さん達なんだから、今の立憲の状況を招いたのは、「自業自得」だと思います。
    甘んじて、次の衆議院選挙での「洗礼」を受ければよい。

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