徒然日記

臨時国会の召集要求を(逢坂誠二の徒然日記)

【25年9月1日 『逢坂誠二の徒然日記』8279回】
今日から9月です。
午前5時前の函館の空、高めの雲が広がっていますが、東の地平線にはすじ雲が3、4本横たわり赤く光っています。朝の気温は21度程度、日中は弱い雨、28度程度になる見込みです。

1)臨時国会の召集要求を
<物価高対策の停滞と政治の責務>
7月の参院選挙では、各党がこぞって減税や給付などの物価高対策を訴えました。手法には違いがあっても「国民生活を守るために物価高対策は必要」という点では、与野党ほぼ一致していたはずです。多くの国民は、選挙が終われば具体的な施策が始動するものと受け止めていたでしょう。
しかし今日から9月に入ったにもかかわらず、実際には何の進展も見えません。唯一、ガソリン減税が議論されていますが、実行に向けた前向きな検討というよりも「できない理由」を並べているように見えてしまいます。

<立憲民主党に求められる対応 ーー 体制再構築の加速>
昨日も言及しましたが、与党も野党も、まずは選挙の結果にけじめをつけなければなりません。立憲民主党においては「敗北」を直視し、可及的速やかに体制を再構築した上で次の戦略を立てることが急務です。いつ召集されるか分からない、政府主導の臨時国会を体制再構築のめどにしてはなりません。それは平時の対応です。
SNS対策も重要ですが、まずは「目指すもの」を明確にし、それを実現する気迫を示すことが不可欠です。

<臨時国会召集の主導>
国民生活を救うための臨時国会は、政府与党の判断を待つものではありません。憲法53条に基づき、野党が一致して召集を求めるべきです。そのためにはまず立憲民主党が野党各党に呼び掛けをする必要があります。これが野党第1党としての責務です。

<国家的課題における与野党協議の場づくり>
これも私がいつも指摘していることですが、人口減少、社会保障の基盤強化、教育の立て直し、一次産業の持続可能性などは、今の国家の重要課題です。与野党の垣根を越えて議論する場を国会に設け、未来に向けた国家戦略を描くことが必要です。この議論も野党第1党である立憲民主党がリードすべきです。
減税や給付も当然大事ですが、目先の耳目を集めやすい課題ではなく、真に国家の将来を支える課題に落ち着いて取り組むことは、野田代表の持ち味にも合致することだと思います。

<結論>
立憲民主党は、国民生活を守るための実践的な国会活動を牽引しなければなりません。臨時国会の早期開催と物価高対策の具現化、そして国家の将来を見据える対応を求める姿勢を示すことこそ、国民に信頼される野党第1党として立憲民主党の責務です。

【25年9月1日 その6582『逢坂誠二の徒然日記』8279回】
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