徒然日記
国会議論は待ったなし(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時30分、日の出前の函館の空、雲がなく、気温は19度程度、スッキリとした秋の雰囲気を感じさせる朝です。山の稜線もクッキリとして墨絵を見ているようです。日中も晴れ、予想最高気温は29度程度の見込みです。今日も、先日の豪雨による被害現場を訪問します。
1)国会議論は待ったなし
先日、年金暮らしの方から「もう暮らせない。少しでも良いから支援が欲しい」という切実な声を頂きました。これは一人の声にとどまらず、多くの国民の現実です。
生活に欠かせない食品やエネルギー、日用品の価格上昇は止まらず、とりわけ低所得世帯や年金生活者に大きな負担を与えています。賃金が十分に伸びない中で家計の余裕は削られ、消費が落ち込み、経済全体の停滞につながる危険があります。さらに燃料や原材料の高騰は、中小企業や農業といった一次産業を直撃し、廃業や雇用減少のリスクを高めています。これは地域経済の衰退、全国的な格差拡大にも直結します。
だからこそ政府には、早急な物価高対策が求められます。
*低所得層や年金生活者への給付金支給
*公共料金の軽減策
*燃料・原材料費の支援
*中小企業や1次産業への補助
*便乗値上げを防ぐ監視体制の強化
これらを早急に実施すべきです。
物価高は一時的な現象ではなく、エネルギー供給構造や食料自給率の低さといった日本経済の弱点にも関わっています。したがって、短期的な家計支援にとどまらず、中長期的には以前から指摘している賃上げの定着やエネルギー・食料の安定確保を進めることが不可欠です。
しかし国会は、参院選挙で与野党があれほど物価高対策を訴えたにもかかわらず、動きが見えません。自民党も我が党も総括と責任論に時間を費やしています。もちろんそれも大切ですが、国民生活を守る対策の具体論を一刻も早く始めなければなりません。今から補正予算を編成しても、実施は年明けになる恐れがあります。
これほどスピード感を欠いた政治に危機感を覚えないとすれば、それは政治家の感性が麻痺している証拠です。
物価高対策は、国民生活を守るための大前提です。何とかして国会議論が始められるよう手を尽くします。
【25年8月24日 その6574『逢坂誠二の徒然日記』8271回】
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