徒然日記
三船遭難事件の慰霊(逢坂誠二の徒然日記)
昨夕、久しぶりに上京しました。午前5時の都内は、雲が少な目です。気温は既に25度程度。日中も晴れ、予想最高気温は36度と厳しい残暑となっています。
1)三船遭難事件の慰霊
1945年8月、樺太からの引き揚げ船3隻が留萌沖でソ連潜水艦の攻撃を受け、1700人余の方々が犠牲となりました。この船に、当時17歳の私の伯母「逢坂ツネ」も乗船しており、帰らぬ人となったことは、これまでもこの日記に記してきました。
この「三船遭難事件」の犠牲者を悼む「送り火」が、今年も16日夜に留萌市で営まれたことを知りました。以前は小平町で慰霊祭が行われ、遺族の高齢化に伴って途絶えたと認識しておりました。それが市民有志によって今も続いていると知り、胸が熱くなります。
攻撃を受けたのは1945年8月22日早朝のことです。
*大破した第2号新興丸は留萌港に避難するも、多くの乗客が海に投げ出されました
*小笠原丸は増毛沖で、泰東丸は小平沖で沈没しました
伯母が乗っていたのは小笠原丸です。
送り火は、留萌の木彫家・大野静峰さんが1984年に反戦の願いを込めて始め、2010年に大野さんが亡くなった後は市民有志が引き継ぎ、今年で42回目を迎えました。
また「命日」である22日には、留萌市内各所で次の慰霊行事が行われます。
*午前11時半:遺族会による慰霊祭(了善寺)
*午後6時:三船遭難慰霊碑「平和の碑」(黄金岬)前での追悼式
*午後6時半:「スマイル劇団ルモイ」による朗読劇『慟哭の海』(市保健福祉センター・はーとふる)、永福寺での平和の鐘突き
今もこうして慰霊の行事が途切れず続いていることを、本当にありがたく思います。来年は何とかして現地を訪れ、伯母をはじめ犠牲となられた方々に直接手を合わせたいと思っております。
【25年8月19日 その6569『逢坂誠二の徒然日記』8266回】
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