徒然日記

エゾシカ政策対策本部(逢坂誠二の徒然日記)

【25年8月3日 『逢坂誠二の徒然日記』8250回】
午前4時の函館、曇っています。気温は24度程度で蒸し暑く感じます。日中は晴れ、29度程度になる見込みです。

1)エゾシカ政策対策本部の活動
北海道では、エゾシカによる農作物被害が2023年度で約51億円に上り、野生動物による被害全体の8割以上を占める深刻な状況です。一方で、エゾシカはジビエや皮革素材等としての活用可能性も高く、単なる害獣として排除するのではなく、地域資源として利活用する視点も不可欠です。

こうした認識のもと、「立憲民主党北海道エゾシカ政策対策本部」は、以下の項目に基づき調査・検討を行い、北海道としての総合的な政策展開をめざして活動を本格化させます。この取り組みはヒグマ対策にも転用できる部分もあり、そのことも念頭においております。

(1)エゾシカの現状把握
*個体数の推移
*生息分布の広がり
*個体数管理の方針と現状捕獲数との乖離
*今後の個体数予測と管理方針の検証

(2)農林業等への被害の実態
*被害の実態と金額
*森林・環境への影響(植生破壊、更新阻害など)
*農業経営・意欲・耕作放棄への影響の実例

(3)対策の現状と課題
<狩猟・ハンター関連>
*登録ハンター数の推移、年齢構成、地域
*狩猟免許の取得支援制度・実施状況
*地域の猟友会・団体との連携の現状
*捕獲体制・搬出手段・行政支援の課題
*法的課題
<農業被害対策>
*電気柵・防護ネット等の設置支援制度と効果
*対策にかかる農家の負担・採算性
*収穫前の防除対策と限界
*地域ぐるみの対策推進に向けた課題

(4)資源としての利活用の現状と課題
<解体・処理体制>
*食肉処理施設の設置数、衛生基準、搬入条件
*処理コスト、処理施設の運営体制
<ジビエ(食肉)利用>
*加工食品の状況(生肉、缶詰、レトルト等)
*学校給食・病院食など公共活用の実績
*消費拡大への課題(価格、信頼性、安全性)
<皮革・工芸品利用>
*なめし処理・革加工業者の存在と連携体制
*クラフト・ファッション・アウトドア用品等での活用事例
*角・骨の工芸品や文化資源としての価値

(5)道民への周知・啓発
*小中高校での学習教材
*地域イベント・ジビエ体験会・展示活動などの普及事業
*道民の意識調査(被害認識・資源認識)
*メディアやSNSによる効果的な発信手法の活用

(6)北海道・市町村・各種団体との連携
*現状
*課題

(7)先進事例

これらの点について、国也道庁からのヒアリング、市町村・関係団体との意見交換、先進事例の調査を進めた上で、中間報告と政策提言の取りまとめを行いたいと考えています。

【25年8月3日 その6553『逢坂誠二の徒然日記』8250回】
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