徒然日記
賃金が上がる社会——それだけで本当に足りるのか(逢坂誠二の徒然日記)
昨日は、朝から新潟に入り、打越さくら候補の応援を行いました。昨日夜、宮崎に移動し、今日は朝から山内かなこ候補の応援をします。
午前4時の宮崎は、まだ真っ暗です。函館よりも日の出が1時間近くも遅く、西に来たことを実感します。今日の予想最高気温は28度程度で、心配していた酷暑ではなく安堵しています。
1)賃金が上がる社会——それだけで本当に足りるのか
「賃金の上がる社会」——石破総理は、これこそが物価高対策だと言います。
確かに、賃上げによって消費が増え、企業がもうかり、その利益が再投資や再賃上げに回る。この好循環は、物価高に立ち向かう基本構造です。私も同感です。
しかし、今の日本にはその「循環の外」に取り残されている方々がいます。
たとえば——
● 非正規雇用で働く方
● 年金で暮らす高齢者
● 障害のある方や生活困窮世帯
● 地方の中小企業や個人事業主
こうした方々に「いずれ賃金が上がるから大丈夫」と語りかけても、それはあまりにも他人事です。
さらに、石破総理が掲げる「2万円の給付」が物価高対策の柱だとすれば——
それは、あまりにシャビー(見せかけだけで中身がない)ではないでしょうか。
ガソリン代、食費、電気・ガス代…生活の基盤を支えるコストは日々上昇しています。
たった一度の2万円給付では、月々の負担にも到底追いつきません。現実は、そんなに甘くはありません。
本当に必要なのは、
● 賃上げが可能となる環境整備
● そして、いま苦しむ人たちへの直接支援
この「両輪」を確実に回していくことです。
賃金が上がること、それ自体は大切です。ですが、それだけに頼ってはいけません。
目の前で困っている人に手を差し伸べる。それが、政治の最低限の責任だと私は思います。
【25年7月11日 その6530『逢坂誠二の徒然日記』8227回】
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