徒然日記

江藤大臣は辞任を(逢坂誠二の徒然日記)

【25年5月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8175回】
昨日、早朝から函館で街頭活動を行い、その後札幌で、バス協会、土地家屋調査士会と政策懇談会を行い、上京しました。今日は本会議です。

1)江藤大臣は辞任を
先日の江藤農林水産大臣の発言は、耳を疑うものであり、極めて深刻です。
「私はコメを買ったことがない。支援者からもらうから売るほどある」「家庭内精米の後、コイン精米機に持っていく」といった軽薄な発言は、いまの社会状況や国民生活に対する根本的な認識欠如を如実に示すものであり、大臣としての資格に決定的に欠けています。

今、食料品価格はかつてないほど高騰し、米も例外ではありません。生活に困窮する世帯は増え、年金生活の高齢者、ひとり親家庭、子育て世代など、多くの国民が日々の食卓に頭を悩ませています。そうした状況の中で、農水大臣が「米は支援者がくれるから買ったことがない」「家には売るほどある」と笑いながら語る姿は、まさに国民感情を逆撫でする暴言です。

しかもこの発言は、農林水産政策を所管する立場にある者の口から出たという点で、より深刻です。農家の皆さんはコメづくりに苦労し、価格の先行きに不安を抱えながらも国民の食を支えています。その現場の思いに思いを致すどころか、自らは支援者から贈られた米を当たり前のように受け取り、「売るほどある」と豪語する──この倫理観の欠如には、ただ驚くばかりです。

また、「家庭内精米ができないときは玄米で売ることも可能とする」と述べた点についても、公の立場を利用して個人的経験を制度設計の言い訳にしているようにも映ります。まるで公私混同であり、公的政策が一個人の生活感覚によって決定されるかのような発言は、政策の正当性を著しく損なうものです。

江藤大臣の発言は、単なる失言では済まされません。国民を愚弄し、農業現場を軽んじ、政治に対する信頼を著しく損なう重大な発言です。このような人物が大臣として居座り続ける限り、農政に対する信頼は地に堕ちます。

私は、江藤大臣がこれまでどのような立場を取ってきたとしても、今回の発言によって、今後どんな発言をしてももはや信用には値しないと考えます。国民への謝罪は当然として、速やかに辞任すべきです。それが、国民に対する最低限の責任の取り方です。

【25年5月20日 その6478『逢坂誠二の徒然日記』8175回】
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