徒然日記
予算情報非公開(逢坂誠二の徒然日記)
午前5時の都内、薄雲が広がっていますが、明るい朝です。気温11度程度。日中は晴れ、気温は夏日の25度程度になる見込みです。
1)予算情報非公開
現在、物価高対策をめぐって、財源の問題が盛んに議論されていますが、日本の財政における根本的な問題のひとつは、予算と決算に関する情報が十分に公開されていないことです。私たちの税金が、本当に効果的かつ効率的に使われているのかを確認することが非常に難しいのが実情です。
こうした状況を指摘しても、多くの皆さんには信じがたいことかもしれません。しかし、実際には、詳細な予算の内訳や決算内容について、何度求めても明確な情報が開示されることはほとんどありません。
たとえば、農業人口の減少が続き、新規就農者の確保が喫緊の課題となっているなかで、農林水産省にその対策予算について確認したところ、関連予算の総額30億3千8百万円は示されたものの、その内訳は非公開であるとの回答でした。決算についても、詳細は不明のままです。これでは、何が問題で、どのような対策が有効であったのかを検証することができません。
これは農業分野に限った話ではなく、他の省庁においても同様の対応が見られます。さらに言えば、こうした不透明な説明は野党だけでなく、与党議員に対しても行われており、極めて深刻な問題です。
だからこそ私は、国会において予算を専門的かつ継続的に調査・検証する独立機関の設置が必要であると訴えています。しかしながら、この取り組みは未だに進展しておりません。こうした状況のままでは、日本の民主主義は主権者である国民を置き去りにしたまま、形骸化しているのです。
【25年5月13日 その6471『逢坂誠二の徒然日記』8168回】
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