徒然日記

リチウムイオン電池の回収(逢坂誠二の徒然日記)

【25年5月10日 『逢坂誠二の徒然日記』8164回】
昨夕、帰函し、函館の朝です。午前5時前の函館は、空全体に薄雲が広がり、横津岳も函館山もモノトーンの墨絵のように見えます。朝の気温は11度程度。日中も曇りで16度程度になる見込みです。

1)リチウムイオン電池の回収
モバイルバッテリーなどに使用されている「リチウムイオン電池」による火災や発火事故が全国で多発しています。また、不要となったリチウムイオン電池を回収している市区町村は、2023年度時点で全体の約75%にとどまっており、さらに、電池の捨て方が自治体ごとに異なることも、大きな課題となっています。

こうした状況を受けて、環境省は先月、家庭から排出されるすべての「リチウムイオン電池」を市区町村が回収するよう求める新たな方針をまとめました。

回収方法としては、地域のごみステーションや戸別での分別収集を基本とし、役場や公民館などの拠点施設に回収ボックスを設置して活用することも推奨しています。
また、破損したり膨張したりしている電池については、別途回収することが望ましいとされているほか、住民には「電池を使い切った状態で排出するように」と呼びかけ、わかりやすい排出方法を広報することも求められています。

ただし、今回の国の通知には強制力はありません。その理由は、ごみ処理体制や人員などが自治体ごとに異なるため、実際にどのような方法で回収するかについては、各自治体の判断に委ねられているからです。

環境省によりますと、2023年度にごみ収集車やごみ処理施設などで発生した、リチウムイオン電池が原因と見られる火災等の件数は8,543件にのぼり、これは前年度の約2倍にあたります。発火や発煙を含めた件数は21,751件に達しており、火災によってごみ処理施設の一部が稼働停止に追い込まれるなど、深刻な被害も発生しています。

このような状況に鑑み、すべての自治体がリチウムイオン電池を確実に回収できるよう、国およびメーカーによる協力と支援の強化が不可欠です。

【25年5月10日 その6468『逢坂誠二の徒然日記』8165回】
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