徒然日記

誰もが暮らせる社会(逢坂誠二の徒然日記)

【25年4月16日 『逢坂誠二の徒然日記』8141回】
昨夜の函館市内での会合に出席するため、午後の本会議に出席後、帰函しました。
午前5時の函館、空全体を雲が覆っています。路面は濡れていますが、雨は降っていません。朝の気温は6度程度で、風が強めです。日中も曇りか雨の天候で、予想最高気温は12度程度です。夕方には晴れ間が広がるようです。今日は、地元歩きをして、明日の本会議に備えて上京します。

1)誰もが暮らせる社会
以前から何度か指摘していますが、給付や減税の議論が活発化していますので、改めて言及します。

いま日本は、国の税収が過去最高の70兆円を超え、株価も4万円に迫り、春闘では30年ぶりの高水準の賃上げが連続して実現するなど、経済は一見、順調に見えます。

しかしその実感は、生活の現場では乏しいのが現実です。
実質賃金は減少を続け、「働いても暮らしが楽にならない」「物価が上がって生活が苦しい」という声が各地で上がっています。大企業の賃上げの恩恵は、中小企業や非正規雇用、そして年金生活者には届いていません。

*可処分所得の目減りと家計の圧迫
物価の上昇に加えて、社会保険料や税負担の増加により、多くの家庭の可処分所得は実質的に減っています。
経済が成長していても、その果実が一部に偏れば、国民が実感できる豊かさにはつながりません。

*公的負担のゆがみとその是正
この30年余りで、税や社会保障の負担は、法人から個人へ、高額所得者から中低所得者へと大きくシフトしました。
賃金が上がりにくい社会構造と相まって、家計の厳しさが深まっています。

*必要なのは、「誰もが暮らせる社会」の実現
いま私たちに求められているのは、経済成長の数字を競うことではなく、「誰もが安心して暮らせる社会」をいかに築くか、という視点です。

そのために必要なのは次の二点です。

1. 社会構造の見直し(中期的)
– 能力に応じた負担(税の再分配機能の強化)
– 可処分所得の拡充(賃上げ・負担軽減・社会保障の見直し)

この転換は時間がかかるものですが、中期的な目標を掲げて着実に進めることが必要です。

2. いま必要な生活支援(短期的)
– 給付金、減税、その他の支援制度の拡充による「暮らしの底支え」

中期と短期、二つの対策が必要です。

【25年4月16日 その6444『逢坂誠二の徒然日記』8141回】
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 誰もが暮らせる社会、とても重要だと思います。
    私65歳の前田です。
    ・私、年金を受給しておりますが。今回4月15日に受け取りましたが、2月より国民年金・厚生年金 老齢基礎構成年金で9円減額、地共済年金で3円減額されていました。何をどう計算して減額となったのかは分かりおませんが?減額となりました。
    ・市区町村においては、非課税世帯に3万円を給付していますが、昨年の所得3百万円未満や5百万円未満や年金生活者や生活保護受給者にも3万円を支給してはいかがでしょうか。
    ・ハローワークで少しでも時給の高い会社で働きたいと応募をしてもなかなか面接までたどり着かないですね、年齢不問となっていても企業は若い人を選ぶ。
    ・妻は派遣社員で働いていますが、妻に郵便業務を毎日やらせている。(派遣社員がいない場合は4人の女子社員交代で4日に1回担当していたとのこと。)派遣社員と正社員、特に女子の正社員の考え方(派遣社員の能力や評価)を変えないといけないと思います。
    ・地方公務員を経験していた時に農水の補助金の事務費に○○協会を設立し天下り先を準備する官僚(班長)が当たり前の時代でしたが、今も予算をつけると事務費があると思いますがきちんとチエックされているのでしょうか?
    ・子供の教育は大切ですが大人の教育もきちんとやらないと子供への示しがつかない。大人よ子供や他人に接する態度振る舞い思いやりを大切にしよう。

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