徒然日記
建物の断熱性能向上がもたらす「一石三鳥」の効果(逢坂誠二の徒然日記)
午前5時の都内、空全体に雲が広がり極弱い雨が降っています。気温は既に15度程度で、日中も25度になる見込みです。午前中も弱い雨が降ったり止んだり、昼頃から晴れ間が広がる見込みです。
1)建物の断熱性能向上がもたらす「一石三鳥」の効果
一昨日、住宅に関する議連で住宅の断熱性能の向上について議論しました。私は以前から住宅の断熱性能の向上を主張しております。
住宅の断熱性能を高めることは、地域経済の活性化、エネルギー消費の削減、そして住民の健康増進という三つの側面で大きな効果をもたらします。この取り組みはまさに「一石三鳥」の有効な政策です。
第一に、断熱改修や高断熱住宅の建設は、地元の工務店や中小建設業者の受注機会を広げ、地域経済の循環に貢献します。特に既存住宅のリフォームは地場業者が担いやすく、補助制度の活用と併せて地域活性化につながります。
第二に、断熱性能の向上により冷暖房効率が改善され、光熱費の節約とCO2排出削減が可能となります。実際、日本の住宅は欧州諸国に比べて断熱性能が著しく低く、100平米の住宅でドイツの約7倍の暖房エネルギーを消費するといった試算もあります。断熱を強化すれば、エネルギーコストの軽減と気候変動対策の両立が期待できます。
第三に、断熱性が高まれば住宅内の温度差が小さくなり、ヒートショックなどの健康被害が減少します。昨日の議連でも、断熱改修後に居住者の血圧が安定したことが報告されています。冬場の入浴中の急死など、住宅内での温度ストレスが関与する事故を減らすことができ、健康寿命の延伸や医療費の抑制にもつながります。
こうした複合的なメリットを持つ断熱性能向上策は、エネルギー安全保障、地域振興、健康福祉政策のすべてに貢献するものです。
一昨日は、国交省、環境省、厚労省の担当課長さんも交えて、この議論を行なっておりますが、この取り組みをさらに前向きに推進していきたいと考えております。
【25年3月28日 その6425『逢坂誠二の徒然日記』8122回】
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