徒然日記

再審制度の見直しをめぐる攻防(逢坂誠二の徒然日記)

【25年3月21日 『逢坂誠二の徒然日記』8115回】
昨日午後、上京しました。午前6時の都内、晴れ、雲はありません。気温は3度。日中も晴れ、18度にまで上がる見込みですが、花粉が心配です。私は朝から涙目、くしゃみ、鼻水に悩まされています。

1)再審制度の見直しをめぐる攻防
超党派の議連で、再審制度の見直しに関する議論が本格化しています。議連は、今国会に議員立法として改正法案を提出し、その成立を目指すことを確認しています。

しかし、これまで再審制度の改正に慎重な姿勢を示していた法務省が、突如態度を変えました。2月28日に臨時の法制審議会を開催し、法務大臣が再審制度の改正について諮問することを決定したのです。一見すると前向きな動きのように見えますが、法務大臣の諮問内容は必ずしも法改正を前提としたものではない可能性があります。むしろ、法改正の是非そのものを含めた議論となることが予想されます。

昨年、袴田巌さんの再審無罪判決を契機に、再審請求の手続きが異常に長期化する問題や、証拠開示の困難さが広く知られるようになりました。袴田事件では、証拠開示に30年を要し、さらに検察の度重なる異議申し立て(抗告)によって審理が引き延ばされるという問題が発生しました。このような現状を放置することは、えん罪の防止という観点からも看過できません。早急な制度改正が求められています。

議連の改正案は、以下の4点に焦点を当て、スピード感と実効性を重視した内容となっています。

1. 証拠開示の制度化:検察などが保有する証拠の開示を制度化し、再審請求者が不利な状況に置かれるのを防ぐ
2. 検察の抗告禁止:検察による度重なる抗告を禁止し、再審開始決定後の審理の迅速化を図る
3. 裁判官の除斥・忌避:再審請求審において、過去に同じ事件を担当した裁判官が関与するのを防ぐ
4. 裁判手続規定の整備:再審請求審に関する手続を明確化し、審理の公平性を確保する

法務省は「法改正を決め打ちしない」との慎重な姿勢を崩していません。このまま法務省に議論を委ねた場合、法改正が実現するかどうかは不透明です。そのため、まずは必要最小限の改正を議員立法で実現し、その後、積み残した課題について法制審でじっくりと議論するという、二段階のアプローチが適切であると考えられます。

今回の機会を逃せば、再審制度の見直しは後回しにされ、改革の機運が遠のく可能性があります。その結果、えん罪の犠牲者が生み続けられる危険性も否定できません。したがって、議連による迅速かつ確実な対応が不可欠です。

【25年3月21日 その6418『逢坂誠二の徒然日記』8115回】
==逢坂誠二への個人献金はこちらです。==
ohsaka.jp/support.html
go2senkyo.com/donate/agree/123556
#逢坂誠二 #おおさか誠二 #立憲民主党 #立憲 #立民 #政治家 #国会議員 #衆議院議員 #函館 #五稜郭 #日記 #再審法 #えん罪 #袴田事件

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です