徒然日記
トイレの電球(逢坂誠二の徒然日記)
午前5時の函館、雪が降っています。街全体が雪煙に包まれた感じです。気温は氷点下1度程度。日中は晴れ、8度程度になる見込みです。今日は彼岸の中日、春分の日です。
1)トイレの電球
50年ほど前のことです。
我が家のトイレの天井には裸電球がついていました。これが暗いのです。20ワットか30ワットだったと思います。夜のトイレは陰気で、なんとも嫌な雰囲気でした。その頃の私は、それなりの歳でしたから、「怖い」ということはなかったのですが、とにかく暗いのが嫌でした。
ある時、父にトイレの電球を替えることを伝えました。
「トイレの電球、明るいのに替えるから」
「いや、あのままで良い」
こんなやりとりがあったのですが、私は勝手にトイレの電球を最も明るい100ワットに替えました。その日から、夜のトイレはすっかり明るくなり、快適になりました。
ところが数日後、また暗い電球に戻っていました。多分、父が元に戻したのでしょう。
「トイレの電球、替えたの?」
「あのままで良い」
父とのそっけないやりとり。それでも私は再び100ワットの電球に替えました。その頃の私は、明るい方が良いに決まっていると信じて疑いませんでした。
しかし、また数日後には暗い電球に戻っていました。それ以降、私はトイレの電球を明るいものに替えるのを諦めました。これが、父との確執の始まりだったのかもしれません。
今、我が家のトイレは明るく快適です。子どもの頃のトイレのような陰気な感じはありません。どこにでもある、ごく普通の家のトイレです。
私は一度眠ると朝まで目を覚まさないタイプです。だから夜中にトイレに起きることは、滅多にありません。
ところが先日、珍しく夜中に目が覚め、トイレに行きました。
照明のスイッチを押してトイレに入ると、妙に明るいのです。それは、必要以上の明るさに感じました。
「もう少し暗くても良いかな」
心の中で、そう呟いていました。
その瞬間、50年以上前に、父の意に沿わずトイレの電球を替えたことを思い出しました。
私は今、あの頃の父の年齢をはるかに超えています。
この歳になって、ようやく父の気持ちが分かった気がします。
【25年3月20日 その6417『逢坂誠二の徒然日記』8114回】
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こんにちは。
良い話ですね。
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うらべ