徒然日記

誰もいなくなった(逢坂誠二の徒然日記)

【25年2月28日 『逢坂誠二の徒然日記』8094回】
昨朝の便で帰函し、会合二つに出席の後、再上京しました。午前5時の都内は雲が少なく晴れ、気温4度程度です。日中も晴れ、17度程度の見込みです。午後の便で帰函します。

岩手県大船渡市の山林火災がおさまりません。亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。また被災された方々にお見舞い申しあげます。

出生数の低下が止まりません。昨年1年間に生まれた子どもの数は、速報値で72万人余りと前年より3万7000人余り減少し、統計を取り始めて以降、最少です。国立社会保障・人口問題研究所の予測では、外国人などを含めた出生数が73万人を下回るのは2039年と推計しており、想定より15年早く少子化が進行しています。毎度指摘している通り、緊急事態です。

1)誰もいなくなった
ザ・バンドのガース・ハドソンが先月21日にニューヨーク州の老人ホームで87歳で亡くなりました。 これでザ・バンドのメンバー全てが他界し、誰もいなくなりました。ガースの死も、ザ・バンド全員の死もとても悲しく、残念です。合掌。

ザ・バンド(The Band)は、1967年に結成されたロックバンドです。アメリカン・ロックのなかで極めて重要な存在で、フォーク、カントリー、ブルース、R&Bなど多様な音楽が混然一体となった独自のスタイルが魅力です。私はボブ・ディランのバックバンドとしてのザ・バンドを知り、それ以来、ボブ・ディラン同様に50年以上聴き続けています。独特の泥臭さに完全にハマりました。

メンバーは以下の5人です。

ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson):ギター、ソングライティング(カナダ出身)
リヴォン・ヘルム(Levon Helm):ドラム、ボーカル、マンドリン(アメリカ出身)
リチャード・マニュエル(Richard Manuel):ピアノ、ボーカル(カナダ出身)
ガース・ハドソン(Garth Hudson):オルガン、サックス、アコーディオン(カナダ出身)
リック・ダンコ(Rick Danko):ベース、ボーカル、フィドル(カナダ出身)

彼らのことをもっとも強く印象づけられたのが、1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランドで行われた解散コンサート『ラスト・ワルツ(The Last Waltz)』です。もちろん実際に見に行ったのではなく、1978年公開の映画に、これまたハマりました。監督は、マーティン・スコセッシです。

ボブ・ディラン、ロニー・ホーキンス、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ドクター・ジョン、ヴァン・モリソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、ロン・ウッド、ポール・バターフィールド、ニール・ダイヤモンドなど多くのゲストが参加し、ロック史に残る伝説的な大イベントとなりました。

札幌の狸小路の映画館か、札幌駅の地下にあったテアトルポーという映画館でビートルズの『レット・イット・ビー』と一緒に観ました。当時は客の入れ替えもなく、午前の1回目の上映から終日、映画を見ていました。昔は封切り映画でも、2本立て、3本立てが珍しくありませんでした。ラスト・ワルツ以降は、より深くザ・バンドという沼にハマり込んでしまいました。

その年、リヴォン・ヘルム&RCOオールスターズが来日し、6月11日の札幌市民会館でのコンサートを観に行きました。メンバーは、もちろんリヴォン・ヘルムに、ポール・バターフィールド、スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンなど、涎が出るほどの豪華なメンバーでした。

私は、それほど広くない市民会館大ホールの中段で、見ていたのですが、野太いホーンの音とともに「The Night They Drove Old Dixie Down」を歌うリヴォンの声が今も脳裏に焼き付いています。

1978年、私は浪人中でしたが、随分と贅沢な時間を過ごしたものです。

その頃、リヴォン・ヘルムは、以下の話をしていたようです。
「フルーツ・ロックもパンク・ロックもやらない。ドレスも着ないし、化粧をしたことこともない。ステージで蛇を出したこともないし、小便をしたこともない。今の音楽ビジネスはベトナムのようだ。わずかな人間が大金を得て、他の人間は痛めつけられる。その音楽は5年も経てば、価値のないものになる。」
これが、まさにザ・バンドの姿だったのです。

その5年後の1983年に、ロビー・ロバートソン抜きで、ザ・バンドが再結成されました。9月5日、札幌の厚生年金会館での来日最終公演に行きました。ザ・ケイト・ブラザーズ・バンド(The Cate Brothers Band)がサポート・バンドとして参加しました。

その舞台で、もっとも張り切って見えたのは、ドラムを叩きながら歌うリヴォン・ヘルムでした。リチャード・マニュエル、ガース・ハドソン、リック・ダンコ、3人の渋さもビシビシと伝わってきました。リチャード・マニュエルはその3年後に自殺するのですが。

ザ・バンドは、ボブ・ディランとともに私にとって特別な存在です。

ところで今日28日、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が公開されます。

ボブ・ディランの若き日を描いた伝記映画です。監督はジェームズ・マンゴールド、主演のボブ・ディラン役をティモシー・シャラメが演じています。予告映像で、期待がはち切れそうなくらい高まってしまいました。その期待が萎むのが怖くて観に行くのを躊躇しています。

【25年2月28日 その6397『逢坂誠二の徒然日記』8094回】
==逢坂誠二への個人献金はこちらです。==
ohsaka.jp/support.html
go2senkyo.com/donate/agree/123556

#逢坂誠二 #おおさか誠二 #立憲民主党 #立憲 #立民 #政治家 #国会議員 #衆議院議員 #函館 #五稜郭 #日記 #消費税 #逆進性

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です