徒然日記

理数離れ(逢坂誠二の徒然日記)

【24年11月6日 『逢坂誠二の徒然日記』7980回】
書道と格闘する夢を見て午前3時前に目が覚めました。父が書道教室をやっていました。なぜかそれに対する反発があり、絶対に書道はしないと決めていたことに対する反動かもしれません。

昨日も朝から函館市内を歩き、夕方、上京しました。午前3時の都内、12度程度で雲が多めですが、オリオン座や木星が見えます。日中は曇りから雨、16度程度の予報です。

1)理数離れ
小6と中3を対象にした全国学力テストの結果分析で、理科や算数・数学の正答率に男女差はほぼないのに、理数系科目が「好き」と答えた児童生徒の割合は、小中とも女子が男子より少ないとのことです。算数・数学を「好き」と答えた割合も、女子の方が男子より低い結果です。さらに「理科や科学技術関係の職業に就きたいか」との問いに「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」との回答は、小6の女子で21.2%、男子が32.3%。中3では女子16.2%、男子28.8%でした。

この結果を見ると、女子はもちろんですが、男子も含めて「理数離れ」状態です。

私が子どもの頃は、科学技術が将来を明るくしてれるという強い期待感が社会全体にあったように思います。鉄腕アトムがその象徴のようなものだったかもしれません。

また「科学ブック」(世界文化社?)という雑誌が自宅にあり、それを擦り切れるほど読んだ記憶もあります。学研の「科学」の存在も理科好きを後押ししたと思います。1969年のアポロ11号の月面着陸からも大きな影響を受けました。

私は、高校2年の頃、理系に進むか、文系に進むか相当に悩むほど、どちらも好きでした。好きな科目は、地学、物理、数学、国語などで、理数嫌いとは無縁でした。

どうすれば理数系を好きになってもらえるのかも、日本の教育を見直す中での課題の一つです。

【24年11月6日 その6283『逢坂誠二の徒然日記』7980回】
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