徒然日記

主体感(逢坂誠二の徒然日記)

主体感(逢坂誠二の徒然日記)

【24年11月7日 『逢坂誠二の徒然日記』7981回】
昨日、以前からの懸案があり岡山県の津山市に来ました。朝は曇が少なく8度程度、函館と変わりません。日中も14度程度、晴れ時々曇りの予報です。

1)主体感
新聞報道で以下のことを知りました。
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*英国の10代7000人を対象とした最近の調査
*10代の不安やうつの増加とSNS利用の相関関係が示される
*現在16~18歳の約60%が1日2~4時間SNSを利用
*近年は同様の傾向が小学生にも見られる
*不安やうつの改善には、睡眠・運動量の他に「主体感」を高める必要がある
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SNSと不安やうつには、相関関係があるらしいとの調査結果ですが、なんとなくそんな感じがしていました。SNSの利用によって、膨大な情報が降り注いでくるのですが、それは個々人の処理の限界値を超えているのかもしれません。

ここで注目したいのは「主体感」です。

何かしらの行為をしたときに、自分がその行為の主体であると言う実感を主体感(the sense of agency)と呼ぶそうです。

参考:
jwu-psychology.jp/column/post-14.html

SNSに没頭すれば、主体感が薄れるのかもしれません。同時に様々なものの自動化によっても主体感が失われやすい状態になっている可能性があります。主体感をどのように維持するのかは、人間が生きていくための重要な要素になるかもしれません。

【24年11月7日 その6284『逢坂誠二の徒然日記』7981回】
==逢坂誠二への個人献金はこちらです。==
go2senkyo.com/donate/agree/123556

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    「SNS症候群」とでもいうべき症状に病んだ人々が多くいるようですね
    むべなるかな、と思います。以下、noteにコメント欄にも投稿させてもらいました。
    ―――――――――――――――――
    SNSに没頭する人の「主体感」の喪失、あるいは未成熟。そうでしょう、そうでしょう。
    多くの人が集い、あるいは行きかう場、かつては孤独ではあっても落ち着きが得られた場、
    様々な場面でスマホ片手にSNSあるいはゲームに没頭している人々を目にします。

    その様な風景を見ながら、最近、つくづくと思うところがあります。いや、声を大にして
    叫びたいところです。

    ”若者たちよ、人生を掌に載せたか蒲鉾板のようなものに託するべきではないぞ、世の中は広いそ!、
    電源を切って周りを身よ!、目を外ヘ向けよ!”

    また、社会を動かす大人たち、人生の黄昏を迎えた人たちに対しても然り。”世の大人たちよ、
    人生を掌に載せた蒲鉾板のごときものに閉じ込めてしまうことは、もう止めようではありませんか!”

    と。
    ―――――――――――――――――

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