徒然日記

教育の立て直し(逢坂誠二の徒然日記)

【24年11月4日 『逢坂誠二の徒然日記』7978回】
昨朝から地元でフル回転し、夕方の飛行機で上京しました。今日は、選挙前から溜まりに溜まった書類整理に改めて専念します。夜明け前の都内、南西にはオリオン座、木星が見えます。朝は10度。日中も晴れで、23度程度になる見込みです。

1)教育の立て直し
昨年度の小中学生の不登校が35万人近くになっています。文科省では年間30日以上登校しない児童生徒を「不登校」としています。日本の小中学生は920万人あまりですが、4%近くが不登校です。小中学生全体の人数は、1年間に13万人減っていますが、不登校は5万人近く増えています。

不登校には、色々な理由背景があり、一概に悪いとは決めつけられませんが、危機的状況であることは間違いがありません。

不登校の要因は、「学校生活に対してやる気が出ないなど」が32.2%で最多、「不安・抑うつ」が23.1%となっています。不登校のうち、学内外でカウンセラーや民間団体などによる専門的な指導や相談を受けていない児童生徒は13万あまりです。

色々な観点から日本の教育が危機的な状況になっていますが、不登校もその一つです。

学校、専門家、NPOなどが総力を上げて、この問題に対応する必要があります。その牽引力になるのは自治体です。国は大きな方針を示すこと、さらに対策のための財源手当を行うこと、これらを早急に実施しないければなりません。自治体は、不登校だけではなく、学校や児童生徒の課題を総合的に把握し対処するする場を具体的に機能させなければなりません。

*教職員の働く環境の改善とサポート体制の強化
*授業料の無償化など教育費の低減
*国立大学法人の経営運営の見直し
*不登校など児童生徒ひとり一人への支援

地域や国の総力を上げて日本の教育の立て直しをしなければなりません。

【24年11月4日 その6281『逢坂誠二の徒然日記』7978回】
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