徒然日記

一次産業の危機(逢坂誠二の徒然日記)

【24年10月13日 『逢坂誠二の徒然日記』7956回】
夜明け前の函館、今日も雲の少ない朝です。12度程度、路面が濡れています。日中も晴れ、21度程度になる見込みです。

昨夕から夜にかけて、色々な場所で半月を眺めながら活動をしました。月からルーナティックな力をもらいました。

1)一次産業の危機
農業者の平均年齢が約70歳、漁業者の平均年齢が約60歳など、日本の一次産業就業者は今後、急激に減ることになります。今の農業従事者は120万人程度ですが、2030年には35万人になると言われています。

現在の田畑は400万haあまりです。この面積を今の30%程度の従事者で耕作できるのか、今の自給率38%を維持できるのか、極めて深刻な状況です。

自民党政権は、少子化、人口減少問題と同様に、一次産業の衰退をここまで放置してしまいました。

遅きに失したとはいえ対策を講じなければなりません。

新規参入者のトレーニングと支援の強化。
共済制度等の充実と所得補償制度の導入で経営の安定化。
気候変動に強くスマート農業対応の農業基盤整備の促進。
海洋環境の変化に応じた柔軟な市場形成と養殖の振興。
沿岸資源回復のため砂防ダムのスリット化。
一次産業でのIT技術の利活用。
林業予算がそもそも少ないため人材育成をはじめ予算の増加

ほかにも対策があるでしょうが、経営安定化と新規参入者への支援の2本柱は必須です。

【24年10月13日 その6259『逢坂誠二の徒然日記』7956回】
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