【24年10月14日 『逢坂誠二の徒然日記』7957回】
今日も雲の少ない夜明け前を迎えました。函館の気温は7度程度で寒いですね。日中も晴れ、19度程度の見込みです。

1）首長と国会議員
首長（知事、市町村長）と国会議員は同じ政治家です。

でも両者には明確で、相当に大きな権限の違いがあります。

首長はには少なくとも次の権限があります。

＊議会に予算を提出する権限
＊議会で決められた予算を使う権限
＊色々な仕事に対する許認可権
（その裏返しの許認可しない権限）
＊人事権

首長は、私からすれば、絶対権力者です。

一方、国会議員には、首長が持つような権限はありません。

もちろん法律を制定する権限があるのですが、
首長のように一人でその権限を行使できるわけではありません。
集団の一員として、その役割を果たしているのが国会議員なのです。

（また同じ言葉を使いますが）私からすれば、
首長に比較すれば、国会議員には何の権限もないのです。

すなわち、新人首長であっても、若い首長であっても適切な動きをすれば、首長は一人で実績を上げることができます。

一方、国会議員は、新人だろうが若かろうがベテランであろうが、一人でその役割を果たすことができません。大袈裟に言えば、国会議員は集団の一員としてしか、その役割を果たすことができないのです。国会議員の場合、党に限らず人との繋がり、連携が重要なのです。だから期数に意味があるとも言えます。

これが現実ですが、首長と国会議員を同列に並べて議論する方が少なくないことに
多少の危機感を覚えています。

多くの皆さんが、こんなことを知らないのは当然のことかもしれません。

しかし多くの国会議員や国会議員になりたいと思う方が、こんなことも知らないことには、相当の危機感を覚えています。

【24年10月14日 その6260『逢坂誠二の徒然日記』7957回】
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