徒然日記

憲法を学び、丁寧に議論する/逢坂誠二 #7768

【24年4月8日 その6071『逢坂誠二の徒然日記』#7768】
午前5時、函館の空はもう明るく、雲はありません。東の地平線は赤くなっています。気温6度。日中は多少雲が出るようですが、15度まで気温が上がる見込みです。

今日はお釈迦様の誕生日、花まつりです。子どもの頃、白い像をひいたことを思い出します。そして甘茶ですね。

1)憲法を学び、丁寧に議論する
憲法は、国会議員などに対する国民からの指示書だと、昨日、書きました。だからこそ、憲法改正の最終決定は、国民にしかできないのです。

憲法は、あらゆる法令や処分などの土台となる指示書ですから、本質的な部分を頻繁に変えると混乱が起きてしまいます。

指示書を突きつけられた国会議員の側が、指示書はおかしいと言うのは変な話です。

本来は、国民の側から指示書のここがおかしい等の話が湧き上がって議論が行われるのが道理かもしれません。もちろん、憲法のどこが足りないか、どこを修正すべきか等、国民が憲法のことを日常的に考えるのは現実的なことではありませんが、国会議員が声高に憲法改正を叫ぶことに、私はいささかの違和感を覚えます。

指示書で指示を受けている国会議員で構成する国会が行うことができるのは、改正する案を国民に示すことだけです。

国会議員が行うべきことは、指示書である憲法の課題や問題点のありかを国民に気づいてもらうための取り組みを節度を持って、不断に行うことだと私は感じています。

もちろん何度も書いていますが、日本国憲法といえどもすり減ることのない不磨の大典ではありません。どこかで当然、改正する必要があると、私も考えています。

そのために、主権者である国民の皆さんに、憲法とは何かを十分に知って頂くことや、いざという時に少しでも的確に判断できるようになれることなど、憲法のことに関する学びの機会を提供することも大切なことです。

私は、憲法は国民からの人権を守れという指示書であることを常に意識し、憲法に関する議論を丁寧に慎重に行ないたいと考えています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.4.8===
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