徒然日記
4月22日 その1730『逢坂誠二の徒然日記』
函館は雲が多少あるが、
青空の広がる朝を迎えた。
朝のうちから気温は10度に近くなっている。
日中は10度を上回る見込みだ。
1)オープン・ミーティング
昨日は、江差町で
オープン・ミーティングを行った。
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地域振興、
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原発問題
・
がれき処理
・
閣僚の問責
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以上の話題が出されたが、
中心はやはり原発だった。
2)懸念
経済産業省の
総合資源エネルギー調査会
基本問題委員会の運営について、
懸念する声がある。
多数の委員が出した意見を重視せず、
1名の委員による原子力依存度の高い提案を
委員長および事務局が採択して強引に進め、
あらかじめ意図している結果を
導くような議論をしているとの批判だ。
これはまずい。
この委員会では、
現行のエネルギー基本計画を「ゼロベースで見直し」、
「原発への依存度低減のシナリオを具体化する」とし、
国民の関心が高く、
日本の将来を左右するテーマを
議論する重要な場だ。
だからこそことさらに、
公平公正かつ透明性の高い委員会運営が必要となる。
委員長および事務局による
強引かつ恣意的とも受け取られかねない委員会運営を改め、
公平公正な審議を進めなければならない。
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この委員会では、
マクロ経済分析をすすめようとしている。
福島第一原発事故の賠償や
廃炉等にかかる金額が算定できない現状では、
原子力発電の真のコストは把握できない。
原発の正確なコストがわかっていない現段階で、
将来のマクロ経済予測を行うことは意味がない。
特に原発依存度20%以上のシナリオは、
原発の現状維持あるいは
増設なくしては実現困難だ。
この委員会の前提は、
「原子力発電への依存度のできる限りの低減」だ。
これを踏まえるならば、
原発依存度20以上のシナリオは
想定すべきではないと思う。
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色々と懸念のある会議だ。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・4・22 Seiji Ohsaka
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こんにちは、毎日の多忙なお仕事ほんとうにごくろうさまです。
先日草津温泉に行く途中に例の八ッ場ダムのそばを通過しました。
なるほど7割かた出来ているとはニュースで聞いていましたが、これでやめてしまうの?と思うほどの状態で、湖底に沈む道路や鉄道の代わりも出来ているし、バスガイドの話によれば、ここの住民は40年住宅の新築が許されないなどで、はじめ反対しても
泣く泣く賛成になった人もいるらしい。その気持ちを考えると当初予算の4倍とかのお金を使いこれから莫大な国家予算をまだまだ投入するにしても、マニフェストなんだかんだいっても、やめるのは難しいのかなって思いました。いい悪いはべつとして、あれをあっさり?やめるとおっしゃった前原さんはある意味すごい方だとおもってしまいました。
お体気をつけてがんばってください。