徒然日記
4月23日 その1731『逢坂誠二の徒然日記』
都内は空全体、街全体に霞がかかっている。
春らしい朝の雰囲気だ。
予報では、今日は終日、
雨が降ったり止んだりのとなっている。
予想最高気温は16度程度だ。
1)政策担当者会議
昨日、午前、函館から東京入りし、
午後から都内 ホテルで開催された
全国政策担当者会議に出席している。
都道府県連などから
政策担当者ら約100人が参加した。
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冒頭、前原政調会長が、
社会保障と税についての考え方や、
喫緊の政策課題について説明し、
意見交換をした。
参加者からは、
税と社会保障の一体改革、
政治・行政改革、
地方自治のありかた、
子ども手当と児童手当、
エネルギー問題、
マニフェストの検証などについて、
様々な意見が出された。
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会議の最後に前原政調会長から、
政権交代で民主党政権が目指す次の三点について、
改めて説明があった。
・
税の使途を変える
(人・地域への重点化を進めている)
・
中央から地方へ
(地域主権改革、一括交付金など)
・
官から新しい公共や民へ
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つまり補完性の原理を念頭に、
中央政府中心の社会から、
地方政府の役割りも重視した社会にすること
中央、地方を問わず、
「公」の担い手を多様化させること
税の使途は、
ハード重厚長大から、
人の命や地方を重視した方向に転換すること
こんな方向感なのだと、
私は理解している。
2)秋田犬
昨日、上京の前に、
函館市内で開催された
秋田犬の展覧会に出席した。
この展覧会は、秋田犬愛好家の皆さんが、
毎年開催しているものだが、
昨年は、東日本大震災の影響で中止した。
そのため二年ぶりの開催となる。
端正に心をこめて育てられた凛々しい雰囲気のある、
たくさんの秋田犬を見て、
何となく私も心が和んでしまった。
3)コスト
原子力委員会の小委員会が19日、
原発の稼働期間と、
使用済み核燃料の処分のあり方によって、
コストはどう変わるのかの試算を公表している。
2020年までに原発をなくせば、
30年までにかかる費用は約7.1兆円にとどまり、
原発を動かし続けた場合より、
核燃料サイクルに関連する
総費用は安いとの結果になっている。
・
使用済み燃料を全て再処理
・
再処理はせず全て直接処分
・両者を併用
の三つのシナリオと、
それぞれに、総発電量に占める原発の割合を
35%、20%、0%と仮定した場合の費用を算出している。
最もコストが少なかったのは、
冒頭に記載したものだ。
直接処分の場合、
再処理施設の廃止費用約5兆円が上乗せされ
割高感はあるが、
原発をゼロにすれば、
処分する使用済み核燃料も少ないため、
安く済むとの結果だという。
こうした試算が出されるのは初のことだと言う。
逆にこうした計算もせずに
原発を稼働していたということなのだと思う。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・4・23 Seiji Ohsaka
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