徒然日記
7月22日 その3255『逢坂誠二の徒然日記』(4952)
都内は、雨の朝だ。
散歩に出ようと思ったのだが、
室内でストレッチに切り替えだ。
1)オリンピック
子供の頃、四年に一度のオリンピックを
心待ちにしていた。
私にとってのそのピークは、
札幌冬季五輪を頂点とする、
1960年代から1970年代だったように思う。
現在は、
オリンピックを心待ちにする
かつてのようなワクワク感はない。
そもそもオリンピックなるものが
以前のように開催できるのかどうか、
相当に不安定な世界になっている。
いや冷静に考えると、
以前だって世界のすべての国々が、
オリンピックに参加できる状態だった訳ではない。
しかしその状態以上に、今の世界は不安定だ。
加えてドーピング問題がある。
オリンピック開催の直前になって
ロシア選手団が参加できるかどうか不明だという。
世界情勢の不安定さに加え、
人間の体を同一の条件に保つことが
難しくなっている。
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東京オリンピックの開催に向け、
様々な問題が噴出している。
今、日本の社会に求められるのは、
以前のようなオリンピックを
開催することではなさそうだ。
格差、貧困、差別の一方での
商業主義をベースとするグローバル化、
そして各国間のせめぎ合い。
こんな状態の中で、
どんな世界であらねばならないのか、
どんなオリンピックを開催することが
日本が世界に果たす役割なのか、
そうしたことを考えることが
大切なのだと思う。
マスコミの煽る情報に乗せられて、
そこで報道される内容だけに
熱病のようにうなされることだけは
避けねばならない。
マスコミの煽る情報以外の世界にも目を向けること、
そんな目線が求められている。
2)ポケモンGO
日本でポケモンGOを
まだ楽しむことはできないが、
その情報が一気に沸騰している。
政府も、その利用に関し、
利用が始まる前から注意を喚起している。
こうしたゲームの登場は予想されていたこととはいえ、
実際にその利用が始まると社会や人間のあり方が
大きく変化することが予想される。
そしてこの利用に関し、
法規制が必要との雰囲気にもなりそうだ。
このバーチャルな世界を
法的な手法によってどう安定化させるのか、
相当に難しい局面に入っている。
さあ今日も、確実に前進します。
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