徒然日記
2月15日 その3148『逢坂誠二の徒然日記』(4792)
昨日は、プラスの気温。
道路の雪も解けぐちゃぐちゃ状態。
解け切らない雪面は、氷状態に。
しかし今朝は、風の強い氷点下の朝。
濡れた路面が凍結し、危険な状態だ。
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函館の市民歌舞伎「初春巴港賑(はつはるともえのにぎわい)」の
第38回公演が昨日、市民会館で行われた。
こうした市民歌舞伎が
38回も続いていることそのものが驚きだが、
今年からは、さらにパワーアップしての上演だ。
今回初監修頂いた大谷桂三さんは、初代尾上松也を名乗った方。
現在の尾上松也さんとは、伯父と甥の関係。
まさに歌舞伎界の本流に指導頂いての、
函館市民歌舞伎の改革第一弾公演ともいえるものだ。
出演者の皆さんに話を聞くと、
例年稽古は厳しいものだったが、
今年はそれに輪をかけた厳しさだったようだ。
所作の一つ一つ、さらにセリフ回しも細かく指導される。
さらに一人がしくじると連帯責任ということで、
何度も稽古が繰り返される厳しさ。
それによってまさに連帯感が醸成されたという。
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今年のメインの演目は、「勧進帳」。
弁慶と富樫の両人は、
市民歌舞伎の素人とは思えない出来栄え。
今年からはピンマイクを使わず、
本物の歌舞伎同様に地声による公演。
声が会場全体に響き渡るのかどうか不安も多かった。
実際の公演では、弁慶や富樫の声がしっかり客席に届く。
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講演終了後、目と感性が新鮮なうちに、
You Tubeで、團十郎、海老蔵の勧進帳と比較してみる。
もちろん相手はプロなのでそもそも根本の違いあるのだろうが、
全体から受ける印象は、巴港歌舞伎も遜色ない出来栄え。
38回の公演の積み重ねは、函館市民歌舞伎を、
簡単には到達できないほどのレベルに押し上げている。
公演後、出演者、スタッフなどによる打ち上げが行われたが、
これもレベルの高いもの。
朝から晩まで、歌舞伎三昧のバレンタインデーとなった。
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私は、昨年に引き続き口上を務めさせて頂いた。
今年は三度稽古があったが、
単に口上を述べるだけではなく、
口上内容の進化を含め、
三度の稽古それぞれで
確実に前進、向上することを目標にした。
そのとおりなったかどうかは色々と評価はあろうが、
とにかく舞台で演ずることは難しいと感ずる。
機会があれば、また挑戦したいと思う。
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明日から、いよいよゼロ金利が実際に適用される。
今日9時から、それを目前にした東京市場が開かれる。
株価がどうなるか、大きな注目が集まる。
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かつて私の事務所に努めていたYさんが、
昨夜、故郷佐賀県の町長選挙で勝利した。
様々曲折はあったが、頑張って初期の目標を達成した。
心から祝福すると同時に、これからの活躍をお祈りしたい。
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