徒然日記
10月10日 その2605『逢坂誠二の徒然日記』(4300)
リスボンの日の出は、7時40分頃。
朝は、8時頃でも、薄暗い。
日中の気温は20度程度と過ごしやすい。
1)日米防衛協力の指針
自衛隊とアメリカ軍の役割分担を定めた
日米防衛協力のための指針の再改定に向けた
中間報告を見て改めておかしさを感ずる。
・
国会議論よりも先に、
米国と議論を行っていること
・
その議論の前提が、
立憲主義に反する閣議決定になり兼ねないこと
・
現行の指針の「周辺事態」が削除され、
地理的制約がなくんること
今回の中間報告から色々な課題が見えてくるが、
国民と国会を置き去りにした議論は、
完全におかしい。
2)再生可能エネルギー
リスボン空港着陸直前、
上空からリスボン郊外の
数多くの風力発電施設が目に入った。
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ポルトガルは、
日本と同様に化石燃料資源に乏しい国だ。
しかし原子力発電所の導入はしておらず、
今後もそれを行う考えはない。
再生可能エネルギーの導入には、
早い段階から取り組んでいる。
固定価格買い取り制度(FIT)の導入は、1988年だ。
ドイツの1991年よりも早いのだ。
今年、第一四半期は、国内消費電力のうち
約70%が再生可能エネルギーだったという。
(これは凄い。)
再生可能エネルギーの中心は水力と風力であり、
それに太陽光などが続いている。
水力以外では風力に力を入れ、
ヨーロッパでは、ドイツ、スペインには及ばないものの、
その発電設備容量は、オランダよりも多く、
ヨーロッパで三番目だ。
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ポルトガルは、長年、化石燃料の輸入による、
貿易赤字に悩まされていた。
再生可能エネルギーを導入することによって、
今年は、いよいよ貿易黒字に転ずる見込みだという。
また今年、第一四半期には、
消費電力の6%相当を輸出したという。
もちろん電力料金が高止まりなどの課題は多いが、
以前は、そのお金が海外に出ていた。
ところが現状では、
そのお金が国内で還流する方向へと変化し、
同じ悩みでもその質の変化が見て取れる。
日本では、あまり知られていないのだと思うが、
ポルトガルのエネルギー転換は確実に進んでいる。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・10・10
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実は私、理想主義と現実を一緒一にした日本の左翼が昔から嫌いだった。
この点、米オバマ大統領(民主党)は演説のなかで「理想と現実の対立は何も生み出さない」ということを語っている。
それでも一応、氏には敬意を表する。
けれども、国は同等なる事、一国独立、(学問のすすめ)をどう解釈されるのか。
国が遅まきながら成人式を迎えたと喜ぶのか、新たな責任が発生するといって批判するのか..
新たな責任の内容について問いただすことは構わないとは思うが….