徒然日記
8月5日 その2539『逢坂誠二の徒然日記』
江差は、
雨がポツポツと落ちる、
曇りの朝を迎えた。
江差も函館も、終日、雨との予報が出ている。
最高気温は28度程度と予想されている。
1)集団的自衛権反対キャラバン
昨日は、函館市内で活動した後、今金入りをした。
今金町で、民主党北海道の
集団的自衛権行使容認反対の
全道キャラバン車と合流し、
今金町のJA前で街宣を行った。
その後、
せたな、乙部、厚沢部を経て、
江差町まで移動した。
今日は、江差町から、
上ノ国、木古内、北斗を経て、
昼ごろには函館に入る予定だ。
途中の自治体では、もっと停止をして、
街頭で宣伝活動を行いたいのだが、
移動日程がタイトで、
それが叶わないのが残念だ。
それでも今日は江差町役場前、
函館駅前で街宣を行う予定だ。
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今金では、多くの皆さんがJA前におこし頂いた。
安倍総理の行っていることを絶対に忘れてはならない。
その行いが日本をどんな国に導くのか、
最大限の想像力を働かさなければならない。
2)戦争と人間
この夏は、歴史関連本や戦争映画などに
なるべく多く接することにしている。
安倍総理の進める
武器輸出や集団的自衛権行使容認など
これまでの日本の平和主義の大転換が進んでいる。
歴史の中で、これはどんな意味をもつのか、
そんなことを自分なりに把握したいとの思いだ。
昨日の毎日新聞の
一面コラム「余録」に次の下りがあった。
== 以下、引用 ==
この機にしかできないことにも挑戦すべきだ。
一つは深い読書と思索であり、
もう一つは民意の深掘りである
読書については、大平正芳元首相の言葉を借りたい。
「洋の東西を問わず、歴史の風雪に耐えて、
しかも依然強い光彩と生命力を放つ少数の書籍を、
自分の実生活の伴侶として、よく読みよく消化し、
よく実践する」(「私の履歴書」日本経済新聞社)ことこそ、
この夏にふさわしい。
== 以上、引用終了 ==
図らずも、この指摘全く同感であり、
この実践として歴史関連本を読み、
そして戦争関連映画を観ている。
そのこの夏のハイライトとなる、
映画『戦争と人間』を観はじめた。
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五味川純平さんの同名小説『戦争と人間』の映画化作品だ。
しかし観るといっても、
三部全体で9時間23分もの長さがあり、
それを一気に見るのは不可能だ。
移動の合間などを利用して少しづつ、観るようにし、
昨日は冒頭の2時間余りを消化した。
映画は、
1928年の張作霖爆殺事件前夜から
太平洋戦争に至る経緯について表現されているという。
昨日、私が観たのは、
まさに張作霖爆殺事件発生のあたりだ。
映画冒頭に、満蒙地域が
日本にとって重要な地域であることを強調する
演説シーンがある。
このシーンを始めとして、
さまざま場面で、
今、安倍総理が語っている言葉に近いものが
連発される。
その場面では、
音声がラインマーカーで色付けされたように、
強い印象を伴って耳に入って来る。
戦争に向かい始めた86年前と、
集団的自衛権行使を説明する今の言葉が似ていること、
これを知っただけでも、この大河映画鑑賞に挑戦した甲斐がある。
次からはメモ用紙と鉛筆を手にしながら、
この映画を観続けたいと思う。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・8・5
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