徒然日記
8月4日 その2538『逢坂誠二の徒然日記』
新しい週のスタートだ。
今日からまた密度の濃い、日程が始まる。
8月に入ると、北海道は暑い日が続いていても、
そこかしこに秋の雰囲気が潜み始める。
季節の移ろいは早い。
1)東京自叙伝
奥泉光さんの『東京自叙伝』(集英社)を読んだ。
江戸末期から現在までを、
一人の人間が俯瞰するちょっと信じられない内容だ。
成人後、この間を生き抜くとすれば、
最低でも160年は必要だ。
こんな長い期間を一人の、
しかも生身の人間が、リアルタイムで、
同時に体験的できるはずがないが、
そこに奥泉流のトリックがある。
最近、歴史本を読み漁っている。
この東京自叙伝は、必ずしも歴史本ではないが、
江戸末期から現在を、楽しく俯瞰するには、
都合の良いものかもしれない。
歴史もさることながら、ただただ面白い。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・8・4
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