徒然日記
2月10日 その2363『逢坂誠二の徒然日記』
函館の夜明け前の気温は、
氷点下7度程度。
昨夜から雪は降っていない。
寒さは厳しいが、穏やかな感じだ。
昨日も、夜遅くまで走り回った。
そのため、ちょっと睡眠不足だが、
予定通り様々な案件をこなし、
ちょっとした充実感もある。
1)新春の集い
昨日は、
今年10か所目となる新春の集いを、
函館市で開催した。
細かい濡れ雪が降る、生憎の天候だったが、
本当に多くの方々に参加頂いた。
今年の各地での新春の集いは、
例年以上に濃密に
いろいろな話ができるよう心掛けている。
昨日の函館開催は、
参加人数が極めて多い催しだが、
各テーブルを回って、
いろいろな話をさせて頂いた。
・
原発を止めて欲しい
・
総理の教育政策が恐ろしい
・
政党の枠組みを超えて、
逢坂さんに頑張ってもらわなければこまる
・
具体的に仕事ができる逢坂さんが、
この地域には絶対必要だ
・
街宣で風邪をひくな
====
こんな話をはじめ数多くの激励を頂いた。
感謝、感謝の函館開催だ。
今年の新春の集いも残すところ、
あと3か所となった。
2)東京知事選挙
昨日の東京都知事選挙では、
脱原発を強く訴えた細川、宇都宮両氏が、
敗れる結果となった。
この結果によって、
東京都民は原発を容認したとの見方もあるようだ。
私にはそうは思われない。
結果的に、原発是非を回避した、
そんな選挙結果だったのでないかと思う。
東京都知事選挙の結果に関わらず、
原発のあり方については、
脱原発を視野に虚心坦懐に議論を続けなければならない。
特に細川、小泉、宇都宮の三氏には、
今後とも連携して脱原発の取り組みを進めて欲しい。
3)教育が不安定に…
昨日の新春の集いでも、指摘があったが、
安倍総理の教育政策が完全に暴走している。
今すぐに、さらに直接に、
国民生活に影響を及ぼす問題ではないだけに、
国民の皆様の危機感は必ずしも高くはない。
だか今、総理がやろうとしていることは、
教育の大事な心を忘れているうえ、急ぎすぎだ。
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安倍総理の教育議論の舞台は三つだ。
自民党「教育再生実行本部」、
総理が教育政策ブレーン会議と位置づける「教育再生実行会議」、
文科大臣の諮問機関「中央教育審議会」。
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教育議論のポイントは次のとおりだ。
・
教育委員会制度の再編
教育の最終責任者を教育委員長から首長に変更
・
大学入試制度は、
新制度「達成度テスト」(仮称)に移行
・
全国学力テストの学校別結果は、
来年度から教委の判断で開示可能
・
道徳を「特別の教科」に格上げし、
将来的には民間の検定教科書を導入する方針
・
教科書検定基準を改定し、
社会科の近現代史の部分に日本政府の正式見解を記載
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こんな議論が矢継ぎ早に進んでいる。
しかもこの取り組みの核心部分、
意味するところが、
国民の皆様にほとんど共有されることなく進んでいる。
とにかく急ぎすぎだ。
安倍総理の目指す教育の背景には何があるのか。
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・
教育への政治介入が強化される
・
考える力、生きる力など個性の尊重から、
国家の価値が前面に出た教育
・
特に個々人の価値観に関わる課題に対して、
政権の意向を強要する恐れ
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国家100年の大計を思うとき
安倍さんの教育観は、極めて狭小で、
単一の価値観に染める危うさがある。
もっと懐深い教育議論が必要だ。
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・10
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