徒然日記
2月11日 その2364『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、今日も穏やかな夜明け前だ。
空には雲が広がっているが、
雪は降っていない。
気温は、氷点下4度程度と、若干高めだ。
1)建国の日
今日2月11日は、
初代の神武天皇が即位したとされる日。
明治時代には、「紀元節」として定められた。
その後、
1966年の祝日法の改正により、
祝日(建国記念の日)となった。
国民の祝日に関する法律の第2条は、
建国記念の日の趣旨について、
「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定。
1967年2月11日から適用された。
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今日はこのような祝日だが、
国会論戦では、
日本がどんな国であるべきなのか、
総理がどんな国を目指しているのかなどの
大きな議論が見えない。
与党の質問は、
政府の政策紹介など自画自賛が中心だし、
野党の質問も、
個別事項が多く、国家全体を俯瞰する議論は少ない。
個別的事項を徹底的に追及する場面と、
国家を大局的で大きな視点から議論する場面、
この両方が必要だ。
安倍総理は、
とかく自己の価値観だけを押し付けがちだ。
たとえば靖国参拝もなぜ他国から批判されるのか、
他者のことに思いを馳せることが少ない。
また総理は建国記念の日に合わせた談話の中で、
「私たちの愛する国、日本を、
より美しい、誇りある国にしていく責任」
に言及したが、
美しいとか誇りあるが、
具体的にどんな国を目指すのかが見えない。
総理独自の言葉遣いによる、
総理独特の世界がある。
ここが安倍総理の問題点の一つだ。
総理の思いの本当のところが分からないのだ。
だからこそ、
国会では、もっと大局的な議論もすべきだ。
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持続可能な共生社会を目指すとともに、
平和と日本国を確実に守ることなど、
国家のより具体的な姿を語りたい。
今日はそんなことを、
考える日としたい。
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・11
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