徒然日記
2月20日 その1307『逢坂誠二の徒然日記』
薄曇りのニセコから松前に向かっています。
例年にも増して雪の多いニセコです。野山の木々、枝の一つ、一つまでもが、綿
のような雪で覆われています。
1)ニセコ町まちづくり基本条例
昨日、ニセコでニセコ町まちづくり基本条例の制定10年を記念するシンポジウ
ムが開催され、私もスピーカーの一人として参加しました。固いテーマのシンポ
ですが、町内はもとより全道各地からも多くの皆さんが参加され、関心の高さが
伺えました。条例制定に大きく貢献された木佐茂男九州大学教授をはじめ、ニセ
コ条例の試案を作成されたメンバーの皆さんも参加。制定に向けた取り組みを振
り返ると同時に、今後の10年を考える内容の濃い意見交換となりました。
第一部は、片山町長と子どもたちとの公開の意見交換でした。学校遊具の不具合
などについて質問され、町長や教育長が答弁に窮する場面もあり、本番の議会さ
ながら、いやそれ以上とも思われる臨場感あるやり取りを見ていると、この10
年間で、子どもたちのまちづくりへの参加熟度が確実に向上した印象を受けまし
た。
第二部では、木佐先生が、全国や世界の状況を交えつつ、まちづくり基本条例の
意義や誕生秘話を紹介するとともに、将来への課題提起もされ、こうした内容は
是非、出版して欲しいものと感じます。
第三部は、私も参加し、大人の意見交換です。私からは、制定当時の様子やまち
づくりの考え方などを話させて頂きました。
第四部は、お待ちかねの交流会でした。ビールやワイングラスを片手にして、多
くの皆さんと意見交換をしました。ニセコ地域の旺盛な投資への心配や期待の声
など、これまた実に有意義な時間となりました。交流会の予定時間は90分でし
たが、時間をオーバーして、多くの皆さんと意見交換をさせて頂きました。
多くの皆さんから、真摯なご意見と、たくさんの優しさ勇気を頂き、心から感謝
しています。
このシンポの様子は、こちらでご覧いただけます。
今日は、正午から松前町で、今年11箇所目の新春の集いを開催します。こちら
でもどんな意見が寄せられるか、今から楽しみです。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2011・2・20 Seiji
Ohsaka
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