徒然日記
5月13日 その2089『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、雲があるが、明るめの朝を迎え
た。
朝の気温は9度、
日中は13度程度になる見込みだ。
市内は、やっと本格的に桜が綻び始めたが、
開花と同時に、遅れまいとして葉も出てきた。
1)権力を抑制する
自民党の幹部が、
憲法改正に関し、次の発言をしているようだ。
・
衆参両院の3分の2以上の発議要件を
過半数に引き下げる代わりに
国民投票の要件を厳しくする改正を行う
国会の発議要件の意味合いは権力の抑制だ。
国民投票は、
憲法改正、それを行うことができるのは主権者、
その具現化だ。
二つの要件は、本質的には意味が違うことなのだ。
自民党の幹部の皆さんは、
何が何でも権力への縛りを緩めたいようだが、
少し冷静になるべきだと思う。
2)もんじゅ
原子力規制委員会が、原子炉等規制法に基づき、
高速増殖原型炉「もんじゅ」の
使用停止を命じる方針だと報じられている。
この判断には、
1万個近い機器の点検を怠っていた問題がある。
====
点検の放置は、昨年9月の
旧原子力安全・保安院による抜き打ち検査で発覚した。
10年以降で未点検の機器は9847個。
中性子検出器や非常用ディーゼル発電機など
最高度の安全性が求められる「クラス1」の機器が
55個もあったという。
点検担当の部長や課長らは
「(未点検を)知らなかった」と答えているようだ。
====
もんじゅは、
プルトニウムとウランを燃料に、
消費した以上の燃料を生み出す高速増殖原型炉だ。
青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場とともに、
核燃料サイクル政策の中核を担うもの。
1995年に試運転を始めた直後、ナトリウム漏れ事故で停止。
15年ぶりに運転を再開した2010年には、
核燃料の交換装置が原子炉容器内に落下。
再び停止し、これまでに1兆円近い国費が投入されている。
もんじゅを継続することは無理だと指摘する方が多いが、
点検を放置しているということは、
現場でも継続は難しいという雰囲気が蔓延している、
その証左なのだろうか。
いずれにしても、
核燃料サイクルは大幅な見直しが必要だろう。
今日から新しい週のスタート。
今週も様々なことが予定されている。
今朝は、函館駅前、五稜郭駅前、
本町交差点で街宣を実施する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2013・5・13 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/