徒然日記
3月2日 その2019『逢坂誠二の徒然日記』
本日、都内で用務があるため、昨夜都内入りした。
空港に到着すると、
冬物のコートが鬱陶しく感ずる程、暖かく感じた。
なんと昨日の最高気温は17度程度にもなった。
それもそのはず、弥生の到来とともに、
関東地方では春一番が吹いた。
しかし今朝は、一転して寒い。
朝の気温は6度、日中も12度程度の見込みだ。
1)各省から
昨日は、朝から函館事務所で仕事をしていた。
平日ということもあり、
霞ヶ関の各省から連絡が入る。
国会の状況、法案の動き、さらに予算の内容など、
色々な情報についての連絡だ。
浪人中の身ではあるが、
以前から親密な付き合いをさせて頂いている各省の皆さんから、
こうした情報が寄せられるのは、本当に有り難いことだ。
ある省の幹部からは、
「とにかく早く帰ってきて欲しい」との言葉も頂き、
勇気を頂いている。
こうした激励や情報提供に心から感謝している。
2)懸念の増大
安倍政権スタート後、
幾つかの懸念事項があったが、
その懸念が増大している。
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昨日、茂木経済産大臣は、
「エネルギー基本計画」の見直しについて、
総合資源エネルギー調査会総合部会で、
15日から検討を再開すると発表した。
年内をめどに、
エネルギー政策の全体像を示す
同計画の策定を目指すという。
それに伴って、
委員の入れ替えが行われることになったが、
原子力政策に前向きな委員が多くなるのだ。
安倍政権の原子力推進の姿勢が、
過日のオバマ大統領の会談や
施政方針演説などに引き続き、
ここでも明らかになっている。
原子力政策は、一度、始めてしまうと、
そもそもそこから抜け出せない傾向が強くなる、
そんな性質を持っている。
それであるがゆえに、
エネルギー政策を中立的にジャッジするためには、
原子力のあり方に抑制的な意思を明確にしておかなければ、
原子力政策が暴走する可能性がある。
何とも心配の尽きない、総合部会となる。
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武器輸出三原則の大幅な緩和が進む可能性が出てきた。
共産圏諸国、国連決議による武器禁輸国、
国際紛争当事国またはその恐れがある国には武器を輸出しない。
これが武器輸出三原則だ。
今回、新たに三原則の例外としたのは、
航空自衛隊が導入するF35向けに日本企業が製造する部品だ。
F35の導入予定国に、
周辺国・地域との間で軍事的な緊張が続くイスラエルが含まれる。
日本製の部品を使ったF35をイスラエルが実戦使用すれば、
国際紛争の助長回避を目的とした三原則から逸脱する。
F35は米国政府の一元的な管理下、
国連憲章の目的と原則に従う国にだけ供与されると説明されるが、
平和国家日本の基本理念を左右する、その判断の根幹が、
アメリカの管理如何にかかるというのは、
主権国家としてあるべき姿勢なのだろうか。
安倍さんの強い国は、何とも心もとない。
2)マイナンバー法案
昨日、政府はマイナンバー法案を閣議決定した。
今国会で成立すれば、
2016年1月の利用開始となる可能性が高い。
マイナンバー法案は、
私も相当に関わりながら昨年2月に閣議決定し国会に提出した。
しかし、衆院解散を受け昨年11月に廃案になっていたものだが、
今回再び閣議決定の運びとなり安堵している。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・3・2 Seiji Ohsaka
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北の地は荒天続きですが、東京は春の陽気のようですね。
早くも黄砂が降ったとのこと、PM2.5の影響が心配です。
ある省の幹部からは、
「とにかく早く帰ってきて欲しい」との言葉
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逢坂さんのお人柄、衆議院議員としての仕事内容を
現場の方々はちゃんと理解していらっしゃるのでしょう。
現場の声が本当の姿だと感じます。
原発再稼働へ向けた推進派活動、TPP問題
議論の内容が国民に見えない社会保障問題など、
民主党時代に「これでもか!」とばかりに反発していた
一般国民の声はどこへ行ってしまったのでしょうか。