徒然日記
6月3日 その1178『逢坂誠二の徒然日記』
今日は、移動中に日記を書いています。
昨日、鹿児島県議会開設130周年記念講演会で講師を務めてきました。
テーマは「地域主権を巡る最近の動き」です。
6年ほど前のことになりますが鹿児島で、
県の町村会から依頼があって
講演をする予定になっていました。
しかし、悪天候のため鹿児島空港に着陸できず
講演を直前にキャンセルした過去があります。
今回は、全国都道府県議長会の会長を務め、
日ごろから大変お世話になっている
金子鹿児島県議会議長からお願いがあったうえ、
過去のドタキャンへの償いの意味も含めての鹿児島訪問でした。
1)総理辞任
昨日、鹿児島出張の飛行機移動の途中、
永田町で急な動きがありました。
鹿児島空港に到着すると、
携帯には数多くのメールと留守電が入っていました。
午前10時から、緊急に開かれた両院議員総会で、
総理が辞任を表明されたとの連絡です。
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ここ数日、マスコミの間では、
辞任について取りざたされていましたが、
総理からは前向きに頑張る印象を受けていました。
しかし、突然の辞任表明です。
私は政府の中で、地域主権政策などを通して、
総理を支える立場にありましたが、
その役割を果たせず、大変に残念に思っています。
もちろん普天間問題で、
多くの皆様にご心配をかけていることは事実です。
さらに政治とカネの問題に対し、
多くの方々から釈然としないと批判があります。
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しかし総理は、国民の生活が第一、
さらに「命」を守ることを大きな目的として、
この間、様々な政策の実現に取り組んできました。
診療報酬、10年ぶりの増額、
地方交付税、11年ぶりの増額、
戸別所得補償など一次産業予算の質的変化、
子ども手当など抜本的な少子化対策の段階的実施、
旧政権下では実現できなかったJR不採用問題などの解決、
情報公開法の抜本的見直しなどをはじめ、
本当に多くのことにこの短い時間の中で着手し、具体化を図ってきました。
しかし、総理には、これらの取り組みが、
(普天間や政治とカネ問題があるにせよ)
国民の皆さまから
あまり評価されないことへの悩みがあったのかもしれません。
個別には、数多くの極めて良い取り組みがあったのですが、
それら個別の取り組みをつなぎ合わせ、
鳩山政権の全体像を描ききること、
それを国民の皆様に伝えきれなかったこと、
このあたりに一つの問題があったのかもしれません。
いずれにしても、日本の大掃除、洗濯をしながら、
新たな日本をめざすため数多くの取り組みを開始していただけに、
今回の辞任は残念でなりません。
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鹿児島空港到着後、様々な情報が入って来る中、
両院議員総会の挨拶の中で、
総理が地域主権の重要さを話されたと聞きました。
特に一括交付金に言及され、
これが実現すれば社会が変わる旨の発言もされたと聞きました。
私は、この話を聞いて、思わず胸が熱くなるのを禁じ得ませんでした。
そしてこれほど総理の思い入れのある政策の担当として、
私を任命頂いたことに対して、改めて心から感謝しています。
今後、私がどんな役割の仕事になるかわかりません。
(どんな役職にも就かない可能性が最も高いとも思われます。)
しかし、どのような立場になろうとも、
鳩山総理が情熱を傾けた地域主権をはじめ、
国民のための政策の実現にむけて邁進します。
ニセコ町長になるべきと思った時の思い、
さらに国政に重心を移すべきと決断した時の思い、
大きな決断をしたときの初心、
その原点を忘れることなく走ります。
今日がどんな一日なるか想像もつきませんが、
今日もしっかりと前進します。
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2010・6・3 Seiji
Ohsaka
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皆様のコメントを受け付けております。
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日本国予算書公開の意見書を拝読いたしました。
貴殿の国家予算書公開(詳細)意見に大賛成です。
国会議員でも、予算書(詳細)を自由に閲覧出来ないのは、
オカシイです。
民主党議員だけではなく、他党の議員と仲間を集め
法案を創り、希望の在る住み良い国に
貴殿の、そして国民の願いを実現してください。
前々回までは、自民党に投票、前回は、民主党に投票いたしましたが、
次回の参議院では、民主党には、投票しません。
理由は、小沢幹事長の党を創っては壊し、・・・・。政党助成金の残金を
国に返金せず。私的に流用した疑いです。その他いろいろ
貴殿が、京都府選出ならば、貴殿に投票致します。
質問とお願い ご返事は、7月10日まで貴殿のホームページにて
*議員数の削減は賛成ですか?
*公務員の給与カットは、しますか? 例 大阪府 10%
逢坂誠二議員様の活躍を応援いたします。 -
お礼
昨日のご講演ありがとうございました。
昨日の講演を聴講させていただきました。
たいへん分かり易くご説明いただきありがとうございました。
今後とも、近代日本の3回目の大変革期の中、その中枢でご活躍い
ただき、将来に夢の持てる世の中を築いていただきたいと思います。
鹿児島の地から応援させていただきます。