徒然日記
4月23日 その1158『逢坂誠二の徒然日記』
都内は、今日も雲の多い朝を迎えています。
昨日も終日、冷たい雨が降り、
4月のこの時期らしくない天候でした。
都内の予想最高気は10度。
暖かさとは縁遠い一日になります。
函館も予想最高気温は6度。
春が遠のく天候です。
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昨日は、早朝から副大臣会議、
地域主権改革の打ち合わせ、
マニフェスト企画委員会、
代議士会、本会議、
地方団体からの出先機関ヒアリングなど、
重要日程が目白押しでした。
1)国と地方の協議の場
昨日の重要日程の中でも、
とりわけても重さがあったのは、
「国と地方の協議の場」の開催でした。
現在、国と地方の協議の場を法制化するための法案が、
国会で審議中です。
しかし、この法律が成立する以前でも、
事実上、地方の皆さんと協議することは可能です。
こうした事情の中で、
とにかく適時適切な時期に協議をすべきという
鳩山総理の強い意志で、
昨日の協議の場が開催されました。
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当初予定では、総理は公務の都合により、
冒頭のみの出席予定でした。
しかし、司会の私からの退席予定時刻の示唆を遮って、
地方六団体代表の方々全ての発言を聞き、
さらに総理自ら、
それらの意見にコメントをされるほどの
熱の入れようでした。
地域主権改革にかける総理の覚悟が伝わります。
== 自治体側からの主な意見 ==
成長戦略の必要性
地域活性化の必要性
国と地方のプライマリーバランスを
同一視することへの悪夢
子育て政策は、国と地方が共同で
子ども手当の現金と現物のバランス
議会の制度設計に対する自治体の自由度の拡大
権限移譲など、
地域主権改革に対する総理への期待が大きい
鳩山政権に大きく期待する
自治体の行財政改革が大きく進んでいること
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地方側からは以上のような意見が出されています。
== 国側の主な発言 ==
国と地方が共同してしっかりと取り組む
地域主権改革で議会のあり方も変わる
依存から自立で真の民主主義を
成長戦略の中で地域活性化は重要
プライマリーバランスは重要だが、
地域を疲弊させる理由には使わない
一括交付金を大胆に行う
現金給付とサービス給付のバランスは重要
農林水産業は重要
出先の事務権限仕分けには地方がも参加を
電子政府化、地方行政の標準化を大胆に実施
地域活性化、ICTは成長の原点
成長戦略に提言を頂きたい
行政不服審査の見直しを
職業訓練は地域に実情に合わせて行うべき
地方税財政のあり方について
権限移譲などを積極的に進める
地方自治には自助努力が必要
課税自主権が重要
特区、規制改革の提言を頂きたい
事業仕分けなどで地方事業と仕分けられたものについて、
財源をしっかりと措置するものと、
地方の判断に委ねるものの整理をキチンとする
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以上のように、
地方からも国からも積極的な発言があり、
全体予定時間をオーバーしての会議となりました。
今回は、総論的な意見交換ですが、
次は論点を絞っての協議になる予定です。
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この国と地方の協議の場は、
ここれをうまく運用すれば、
日本の国と地方の関係を、
上下主従から真の対等協力へと転換させる
大きな可能性を秘めています。
それにより、日本の民主主義が大きく進化する、
この会議はそんな大きな意味のある場なのです。
私も担当総理補佐官として、
この場をはじめ地域主権改革を
さらに丁寧に大切に、
そして大胆に推進する決意です。
今日のスタートは、
国会内で早朝からの
公務員制度などに対する関係大臣会議です。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・4・23 Seiji
Ohsaka
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誕生日おめでとうございます。
これからも体に気をつけて頑張ってください。