徒然日記

4月22日 その1157『逢坂誠二の徒然日記』



昨日は、暖かさを通り越して、
暑さを感ずるほどの都内でした。

一転して今日は、
肌寒い朝を迎えました。

日中は雨の予報が出ています。

予想最高気温は10度。

昨日よりも15度以上も気温が低くなります。

天候が安定しないですね。

1)一括交付金
一括交付金について、
色々と思いを巡らせています。

国から自治体への補助金などは、
自治体にとって有り難いものです。

しかし、事務手続きが煩雑でコストがかかること、
全国画一的な対応をするため
地元実態に合致しない事業内容になるおそれがあること、
不正の温床になるおそれがあることなど、
不都合な側面もたくさんあります。

全国の自治関係者からは、
こうした補助金などを廃止し、
使途にあまり縛りのない一括交付金にして欲しい
との要望が多々寄せられていました。

私自身もニセコ町長時代から、
そうした思いを強く持っており、
15年ほど前に、
新たな交付金の制度設計にチャレンジしたこともあります。

今回、この一括交付金が原口プランに盛り込まれ、
平成23年度から段階的に実施することとなり、
現在、その制度を検討するための準備をしています。

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一括交付金の対象となる「ひも付き補助金」の範囲は、
最大限広く取るべきだと、私自身は考えています。

「現金給付は国、サービス給付は地方」との原則に基づいて
対象範囲を整理すべきかと思っています。

一括交付金化は、
国と地方の関係を劇的に変えるものであり、
日本の行政の効率化に大きく貢献するものです。

もちろん自治の現場の大きな覚悟も必要です。

2)雪だるま財団
昨日、国土交通省で開催された観光に関する会議で、
かつてお世話になった、懐かしい名に触れました。

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越後田舎体験という
農山村体験ツアーの受入れ団体の
事務局長さんの話を聞きました。

なんとその事務局長さんの所属が、
「雪だるま財団」だと言うのです。

雪だるま財団と言えば、
新潟県の旧安塚町の地域づくりに大きく貢献した団体で、
私もニセコ町の職員時代から
随分と多くのことを学ばせて頂きました。

しかしその後、市町村合併があり、
廃止されたのかもしれないと思っておりました。

ところが昨日の報告で、
現在も合併市の中でも
しっかりと活動されていることを知り、
さすがと思うと同時に、嬉しくなった次第です。

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また同じ会議で、千葉大学の先生から
グリーンツーリズムの話を聞きました。

その説明資料の参考文献の中に
「山崎光博」さんの著書を発見しました。

山崎先生は、10数年間に、
スペイン、ギリシャ、フランスなどの、
農村休暇の調査に一緒に回った方です。

エーゲ海の船の上で、
日本の将来について、熱っぽく語りあい、
帰国後も色々とご指導を頂きました。

しかし、数年前に急逝され、
何とも残念に思っていました。

昨日の参考文献の中に山崎先生の名前を発見し、
これまた何とも嬉しく思うと同時に、
改めて先生に感謝したいと思います。

3)メガネ
一昨日、メガネが壊れ、
急遽、修理に出向いています。

短時間で無事に修理が完了し、
もとのように心地よく使用しています。

ところが今朝、またメガネが壊れ、
ヤレヤレという気分になっていました。

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しかしこれが何と、夢の中の出来事で、
目覚めてから一瞬のまどろみがあり、
夢だと気がついて安心しています。

こんな夢を見るなんて、
ちょっと疲れているのかもしれません。

今日は、
朝から官邸での副大臣会議、
さらに打ち合わせで、
一日の仕事がスタートします。

夕方には、これも官邸で、
国と地方の協議の場が開催されます。
慎重に準備を進めてきた様々なことが、
徐々に動き始め、これまた嬉しいことです。

今日は上弦の月です。

今夜、月を見る、そんな余裕があるでしょうか。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・4・22 Seiji
Ohsaka

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