徒然日記

11月29日 その1939『逢坂誠二の徒然日記』





今朝は、暗いうちから移動を開始している。



日記は移動中の車内で書いている。



朝のうちは穏やかな雰囲気だが、

徐々に天候が悪くなる見込みだ。







1)討論会

昨夜、北海道新聞主催の

衆院選挙立候補予定者の公開討論会が、

函館市内のホテルで開催された。



前回もそうだったが、公開討論会というよりは、

持ち時間の範囲で自分の意見を述べる、

公開意見発表といった雰囲気だった。



====



私は、主に次のような話をしている。



Ø

東日本大震災以降、本当の安心、安全社会は何かなど、

日本のあり方について大きな転換が必要となっている



Ø

ひとへの投資と命、地方を守る政治の実施



Ø

診療報酬、社会保障関係経費、少人数学級化、

高等学校の授業料の無償化、

地方交付税の増額、農業戸別所得補償など



Ø

原子力ゼロ社会の実現



Ø

子どもを元気にする政策

(経済のパイの確保、社会保障の安定化)



Ø

地域の中小企業の経営者を含む

働く方を元気にする政策

(労働政策、中小企業対策、6次産業化など)



Ø地域の元気

(地域の個性、地域主権改革、

 地方財政基盤の強化など)





Ø

大間原発の建設は中止



Ø

核燃料サイクル政策は中止



Ø原子力をゼロにするための

 次の項目などを含む基本法、工程、着実な実施



Ø

立地自治体対策、電力会社の不良債権問題、

新エネルギー分野の開発や化石燃料高騰対策、

使用済み核燃料処理と廃炉をどうするか、

原子力技術者の確保、

発展途上国の原子力政策の扱い、

45トンのプルトニウムと安全保障など





Ø

TPPは断固反対



Ø

TPPは経済問題ではなく、

日本の構造を根底から覆しかねない社会問題





日本のことを日本自身が決める範囲を狭める国家主権の問題



Ø

保険、金融、労働など

広範な分野にわたるルールの共通化を

短期間で行うと社会が壊れる



Ø

経済の活性化は、

個別分野毎のFTAなどによって丁寧に行うべき





Ø

そもそも増税は嫌な政策



Ø

社会保障の安定化と財政への信頼維持のため、

 消費増税の道すじは必要



Ø

景気動向、逆進性対策、

転嫁対策、医科・歯科・調剤対策など

条件を整えて実行(整わなければ、実施は難しい)





Ø

財政の悪化と社会保障費の増大により、

現在の社会保障さえ維持できない現状



Ø

消費増税によって新たな財源を確保し、

全額を社会保障財源にする



Ø

子ども子育て対策、医療介護の充実、

年金制度の改善、貧困格差対策など、

社会保障の充実に2.7兆円を充てる



Ø

社会保障の安定化、

今の社会保障を守るために10.8兆円を充てる



Ø

生活保護など現行社会保障制度の不都合の解消や

生活者支援制度の活用による第二のセーフティネット充実



Ø

社会保障国民会議では年金問題が鍵の一つ



Ø

政権が交代しようとも

揺るぎのない年金制度を社会保障国民会議で議論する



Ø

公的年金の一元化や最低保障年金の実現をめざす





Ø

リーマンショック後と今の比較



Ø

有効求人倍率:0.45倍から0.84倍



Ø

完全失業率:5.4%から4.2%へ



Ø

倒産件数:7,736件から6,051件へ



Ø

税収:37兆円から42兆円へ





Ø

2002年から2008年まで、名目GDP(年率換算)は21兆円増えた



Ø

しかしこの時期は多くの皆さんにとって実感のない好景気であった



Ø

多くの大企業が過去最高収益をたたき出した



Ø

サラリーマンの所得は4兆円減った



Ø

資本家から労働者への利益分配がなされていない



Ø

資本家の所得が25兆円増えた



Ø

六本木ヒルズ族やワーキングプアに代表される、格差社会論争



Ø

中小企業対策(予算が二倍近くに)、

非正規雇用、最低賃金、雇用支援政策の充実など



Ø

一次産業を出発点とする6次産業化の推進



Ø

医療、福祉、教育を基本とするひとへの投資分野の活性化



Ø

観光資源の有効活用



Ø

新幹線工事、防災工事など公共事業も重要



Ø

地方財政の安定化、地方財源の充実強化



Ø

原子力ゼロ社会を確実に実現することで社会を変える



Ø

すべての国民に居場所と出番のある自立と支え合いの社会をつくる



Ø

新しい公共という概念を提唱し、税制などの制度改革の実現



====



主に以上のようなことを話したが、

他の候補者の話と一致できそうな部分がある反面、

事実誤認に基づく批判などを羅列する方もおり、

聞いている方はどう思われただろうか。



詳細は、後日の北海道新聞に掲載されるというが、

あの会場の雰囲気を

紙面から読みとるのは難しいかもしれない。







2)公選法

この日記をアップできるのも、

今日を含めてあと4日間となった。



選挙期間中もブログなどの更新ができるよう、

公選法の改正をしたいと望んでいたが、

衆院選挙制度の違憲状態からの脱却に向けた

様々な対応が中心となり、

今回の選挙では間に合っていない。



何とも残念なことだが、各党の皆さんとも相談し、

次回に向け、何とかしなければならない。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2012・11・29 Seiji Ohsaka


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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 今日午後 福島町で僕がウオーキング中に会った若山です。
    毎日毎日ご苦労様です、顔色を見ると元気そうなので安心しました。
    これからが本番ですので体には十分気をつけて頑張ってください。
    最大限の応援を致します。 頑張りましょう!

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