徒然日記
11月30日 その1940『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の函館、
雨も雪も降っていないが、
家の中から空の様子は良く分からない。
雲が多そうな雰囲気だ。
気温は零度程度。
日中も4度程度にしかならないようだ。
昨日も、管内を走り回っている。
移動中は、車内で原稿を書きつつ、
多くの場所を回っている。
1)大間原発
昨日は、多くの漁師さんから、
大間原発を稼働させないで欲しいとの
強い要望を受けている。
その思いが実現するよう、
私も全力をあげねばならない。
大間原発は、
使用済み核燃料を再処理したMOX燃料を使う。
しかも全てMOX燃料による発電という、
世界で初の原子力発電所だ。
フルMOX発電所は、運転が難しい、
危うさの伴う発電所だと指摘されている。
我々は、2030年代までに
原子力ゼロを実現することとしているが、
その過程の中で、
大間を稼働させずに建設を中止する手立てを
講じなければならない。
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原子力ゼロを実現するためには、
次の項目などを含む「脱原子力基本法」など制定し、
工程を明らかにした上で、
着実な実施をすることが必要だと考えている。
立地自治体対策、電力会社の不良債権問題、
新エネルギー分野の開発や化石燃料高騰対策、
使用済み核燃料処理と廃炉をどうするか、
原子力技術者の確保、
発展途上国の原子力政策の扱い、
45トンのプルトニウムと安全保障など
また「脱原子力庁」などの、
これらを専門的に担う組織の設置も必要だと考えている。
とにかく原子力ゼロ実現に向け、
着実に走りださねばならない。
2)増税
消費増税について、色々なご意見を頂いている。
本来、どんな増税も嫌なものであり、
極力避けるべきものだ。
今回の法律は、
「社会保障の安定化」と
一千兆円に迫る膨大な借金「財政への信頼維持」の
道すじを付けるものだ。
ただし実際の引き上げは、
景気動向がどうなっているか、
逆進性対策、転嫁対策、医科などへの対策など実現が、
実施の前提となる。
特に来年秋の景気動向の判断が、
極めて難しいものとなっている。
昨夕、木古内町の公民館前から、
地平線から上る、大きな月を見た。
陳腐な表現だが、ホントに綺麗だった。
バタバタ走りわる日々だが、
月を見て、心が洗われる思いがした。
今日も終日、地元を走り回る。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・11・30 Seiji Ohsaka
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