徒然日記
『逢坂誠二の徒然日記』 その1065
今朝は、遅い始動です。
都内、夜明け前の東の空には雲もなく、
地平線付近はオレンジ色、
そして天頂に向かっては群青色から漆黒へと
朝と夜中が同居する幻想的な雰囲気です。
部屋の電気をつけるのがもったいないほど、
暗い部屋の中から、
いつまでも眺めていたい風景です。
今日の都内は晴れ、最高気温は13度、
函館は曇り時々晴れ、最高気温は5度の予報です。
1)本格始動
昨日から、総理大臣補佐官としての仕事が
本格始動しています。
年内に地域主権戦略会議の
第一回会合を開催するため、
官邸、総務省、地域主権戦略室を走り回っています。
また各省に対し、義務付け枠付けをさらに見直し頂くため、
関係者に電話をするなど詰めの作業も進んでいます。
2)マスコミ対応
昨日、自治分権ジャーナリストの会で、
鳩山政権の地域主権政策について説明をしています。
また夜には、
マスコミ関係者数名と意見交換をしています。
自治分権ジャーナリストの会は、
オンレコでの説明のため、
色々と気を使いながらの発言となりました。
説明後の、質問は鋭いものが多く、
新政権の内閣主導について、
疑問も寄せられました。
また内閣全体に地域主権の理念が
浸透していないとの指摘もあり、
記者皆さんの鋭い質問に追われました。
しかし、こうした質問が出ることは、
地域主権への思い入れの強さであり、
こうした鋭さを政策推進の追い風にしたいと思っています。
我々が野党時代に何度も確認をした、
全国一律の現金支給は国の仕事、
地域ごとに対応が必要な現物支給は自治体の仕事などの
仕事の分担に関する原則も、
今一度、徹底しなければなりません。
3)過疎対策
過疎法が今年度末で失効します。
原口大臣は、過疎対策の継続に言及しています。
また野党の皆さんからも、
新たな過疎対策を提案する声が多くあります。
これまでの過疎対策は、
議員立法により、与野党が協力して制定してきました。
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こうした現状も踏まえつつ、
来年度以降の過疎対策も、
与野党が力を合わせて
議員立法で提案する方向になりそうです。
今朝はせっかく晴れているのに、
散歩に出る時間がなく、
フラストレーションが溜まります。
散歩に出られない分、
体調管理に気をつけなければなりません。
また今日の夕方は、
一瞬だけ帰函し、日帰り日程が予定されています。
こお移動中に少しでも睡眠をとらねばと思ってます。
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本日、本年度2次補正議論が、最終盤になります。
私は、地方向けの財政出動は、
ある程度積み増すべきだと考えていますが、
最終結論がどうなるか、その動向に注目が集まります。
その後、来年度税制、さらに予算案、
そして地方財政計画と、
年末に向かって、地域主権戦略会議とあわせて
気を抜くことのできない日々が続きます。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2009・12・8 Seiji Ohsaka
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過疎対策については、逢坂先生がいつもおっしゃっている「地域の違いを認め、国土の均衡ある発展」をめざすという^考えがなければならないと思います。
ただ単に、過疎地域に足りないものは何か?という発想では、地域の自立ある発展は望めないと思います。いろいろな地域のいろいろな役割、それは地域の輝きであり、地域の誇りでもある。それが一つに合わさって、日本という輝きある国を作ると思います。