徒然日記
10月29日 その1911『逢坂誠二の徒然日記』
今日、臨時国会が召集される。
そのため昨夜、最終便で都内入りした。
羽田到着時は、函館と同様に雨だったが、
今朝は、その雨も上がっている。
だが空一面、雲に覆われている。
今の気温は15度程度。
日中は21度位まで上がる見込みで、
天候は徐々に回復するようだ。
1)自衛隊
28日、自衛隊函館駐屯地創立62周年記念式典が開催された。
他の用務もあって式典の冒頭は出席が叶わなかったが、
訓練展示、さらにその後の祝賀懇親に出席した。
訓練展示の時間になると、
生憎の雨となったが、
冷たい雨の降る中、隊員の勇壮な訓練を拝見した。
佐藤駐屯地司令から、要所要所で説明を受け、
非常に勉強になった。
途中から雨が強くなったため、
隊員が差し出したレインコートをまとっての見学だった。
細やかな心遣いに感謝している。
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祝賀懇親会の冒頭で、
挨拶をさせて頂いたが、
自衛隊の重要性について話をしている。
駐屯地並びに多くの関係者の皆さんの御厚情に、
改めて感謝している。
2)台湾
28日、函館空港と台湾との、
新たな直行便が就航した。
運行するのは、エバー航空だ。
これで既に就航している、
復興航空便と合わせると台湾便が週4便となる。
台湾の皆さんに人気の高い冬期間は、
週5便となる予定だ。
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台湾からの第一便は、激しい風と雨の中、
ほぼ満席のお客さんを乗せて、
函館空港に着陸した。
来函した皆さんは、入国手続きを済ませると、
待ち受ける大型観光バスに乗り込んで、
市内の宿泊施設に向かっている。
既に就航している復興航空の到着日は、
お客様の利用するホテル周辺の
コンビニやドラックストアの売り上げが
確実に伸びているという。
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函館からの折り返しとなる出発便第一便にも、
既に国内入りをしていた台湾からの大勢の観光客に加え、
商工会議所の久保副会頭を団長とする
訪問団も乗り込んでの離陸だ。
出発セレモニーでは、私もテープカットをさせて頂いた。
機内の乗り込む際に、台湾に帰る皆さんが、
風景が綺麗、食べ物がおいしい、また来たいなどと、
函館観光を評価する感想を日本語で話していたのが印象的だった。
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台湾政府関係者の話によれば、
エバー航空は集客力があり、さらに期待できるとの話だ。
エバー航空は千歳台湾便も運行している。
函館から日本に入り、新千歳から離日することや、
その逆の選択肢も可能だ。
航空二社による週4便運航で、
函館台湾線はさらに利便性が高まる。
両地域のさらなる交流の深まりを期待している。
3)大漁秋味祭
一昨夜のホタテ養殖施設復興感謝の集いに引き続き、
昨日、八雲町で大漁秋味祭が行われた。
今年のお祭は、復興を記念しての実施だ。
風の強い、生憎の天候だったが、
名物の秋味や、ホタテなど海産物販売のコーナーは、
黒山の人だかりができる大盛況だ。
主催者である、漁協の大林組合長からは、
震災復興のことについても報告があり、
多くの皆さんと、再出発の確認をさせて頂いた。
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昨日のお祭りを見ていると、
今回の復興は、
地域の皆さんの復興への強い思いと
頑張りの賜物だと感ずる。
そのことに対して、心から感謝したい。
4)居場所
最近、ゲームセンターの利用者が、
若者から高齢者にシフトしているとの
幾つかの報道を目にしている。
日本の社会は、20年くらい前からだろうか、
高齢者に限らず、子どもも、
あるいはバリバリと社会で働く年齢層の皆さんも含め、
社会での居場所、交流の場の欠如が顕著だ。
この問題意識は多くの方が持っていると思うし、
こうした居場所を行政などが提供する場合ある。
しかし行政などが提供する場は、
取って付けたような白々さが漂うことが多い。
押し付けるのではなく、
緩やかで自然な居場所のある社会にどう変われるのか、
取り組まなければならない課題は多い。
今日からの臨時国会、課題が多い。
真正面から真摯に向き合って、
一つでも多くの成果を上げなければならない。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・10・29 Seiji Ohsaka
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