徒然日記

高市新政権の発足に当たって【25年10月22日 『逢坂誠二の徒然日記』8330回】

午前5時の都内、弱い雨が降っています。気温は11度程度。日中も雨で、12度程度までしか上がらない予報です。

1)高市新政権の発足にあたって
昨日、日本で初めての女性総理となる高市内閣が発足しました。歴史的な一歩であり、多くの国民がその誕生を注目しています。
女性の政治参加という観点からも、象徴的な意味を持つ出来事です。
しかし一方で、政権の基盤は決して強固ではありません。維新と連立を組んだとはいえ、参議院では多数を確保しておらず、野党の協力がなければ重要政策を前に進めることは困難です。
今後、国会運営は不安定な局面が続くことが予想されます。

<政権転換の好機を逸した痛恨>
本来であれば、立憲民主党と国民民主党が連携し、維新を含む新しい枠組みを模索していれば、非自民による政権転換も十分に可能でした。
それは日本政治を大きく転換させる千載一遇の機会であったと思います。
しかし、国民民主党代表による非現実的な原則論の押し付けが、結果としてこの連携を阻みました。
その間隙を縫うように維新が自民に取り込まれ、結果として自民・維新による新政権が誕生したのです。
国民の暮らしを最優先にする非自民政権の実現が遠のいたことは、極めて残念であり、深い懸念を抱かざるを得ません。

<まずは物価高と経済対策を>
政局よりも優先すべきは、国民の暮らしを守ることです。
政府には、物価高と経済への的確な対策を直ちに講じるよう強く求めます。
個人への給付金、ガソリン税などの減税、自治体への交付金を含む補正予算を速やかに成立させることが急務です。
また、議員定数のあり方を議論すること自体は重要ですが、「削減ありき」の姿勢では、地方や少数者の声が国政に届かなくなります。
選挙制度全体のあり方も含め、超党派で丁寧に議論を進めるべきです。

<「国民の生活を守る」ための新しい連携を>
今後、公明党は野党として活動することになります。
これまでも、公明党幹部の皆さんとは、「立憲民主党と公明党の政策が近い」という共通の認識があったと感じています。
今後は他の野党の皆さんも含め、「国民の生活を守る」という共通の目的を軸に、現実的で建設的な連携の可能性が広がると思います。
国民の暮らしを守り、政治の信頼を取り戻すために、私たちは粘り強く努力を続けてまいります。

【25年10月22日 その6633『逢坂誠二の徒然日記』8330回】
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