徒然日記
北方領土洋上慰霊、地震のため延期(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時の函館、路面が濡れていますが、雨は降っていません。朝の気温は23度程度、日中は29度との予報です。終日、曇りの天候です。
1)北方領土洋上慰霊、地震のため延期
昨日、私は根室港から「えとぴりか」に乗船し、北方四島の先祖を洋上から供養する「北方領土洋上慰霊」に参列する予定でした。ロシアによるウクライナ侵略の影響で、かつての北方墓参は現在見送られており、その代替として3年前から始まったのがこの「洋上慰霊」です。
「えとぴりか」は、2012年度から供用が開始された北方四島交流等事業専用の船舶で、国の方針に基づいて建造されたものです。
ところが、出発式の直前である午前8時25分、カムチャッカ半島付近で大規模な地震が発生したとの情報が入り、津波への備えとして「えとぴりか」は急遽、沖合に避難。我々も高台にある千島会館へと避難しました。このため、予定されていた洋上慰霊はやむなく延期となりました。
千島会館では、慰霊を予定されていた皆様と意見交換を行ないました。
私は、全国樺太連盟が2021年に高齢化等を理由に解散したことを紹介しつつ、北方領土返還運動を次世代にどう継承するかの重要性について話をしました。私が小学生の頃、北方領土返還を訴えるスローガンが下敷きやPTA会費袋に記載されていた時代の記憶も共有させていただきました。
また、現在、北方領土問題対策協会による低利融資制度の対象が原則「元島民」に限定されていることに対して、支援対象の拡大を求める声も寄せられました。私自身もこれまで政府に対し要望してきましたが、政府の姿勢は依然として否定的です。このままで良いのか──議員立法による打開の可能性についても、同僚議員と検討を進めたいと考えています。
本来であれば今日、根室を離れる予定でしたが、津波の影響による交通混乱が予想されたため、昨日中に函館へ戻る判断をいたしました。中標津空港までの移動には、地元の道路状況に精通した市議さんの尽力を得て、安全に対応できましたことに、改めて深く感謝申し上げます。
【25年7月31日 その6550『逢坂誠二の徒然日記』8247回】
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