徒然日記
教育は国家のインフラ(逢坂誠二の徒然日記)
昨日は、北斗、函館を回り、午後には札幌、夜は今年初上京し、今日は都内で会合に出席します。午後には帰函します。
夜明け前の都内は1度程度、雲は少なくあまりシーイングは良くありませんが星が見えます。西の空には火星も見えています。日中も晴れ、11度になる見込みです。
1)教育は国家のインフラ
一昨日の東京新聞社説からの抜粋引用です。現状に関する認識など賛同できるところの多い内容なので、引用をそのまま今日の日記とします。
==以下、抜粋引用==
文部科学省の調査では、全国の小中学校で、30日以上欠席した不登校の子たちは23年度に34万人を超え、過去最多でした。また、小中高などで身体に被害が及ぶなどするいじめの「重大事態」も、初めて千件を超えました。
そうした子どもたちを導くべき先生もまた、疲れ果てています。文科省の調査では23年度、全国の公立の小中高校と特別支援学校で精神疾患を理由として原則90日を超えて休み「休職」となった教員が7119人もいて、3年連続で過去最多となりました。
高等教育も、厳しい状況です。国立大でつくる「国立大学協会」によると、国から大学への運営費交付金は、過去20年間で1600億円以上減り、東京大など数校が学費値上げを決めました。
そのツケは、学生に回ります。奨学金事業を行う「日本学生支援機構」の統計では、奨学金を利用する学生は過去25年間で2・5倍となり、今では学生2人に1人が利用。返済には、平均で14年から17年もかかっています。若い人が社会に出て、結婚したり子育てをしたりするような大切な時期に、借金がのしかかるのです。
「未来への投資」である教育を軽んじる国に未来はありません。教育政策を根幹から改め、誰もがはつらつと通える学校、経済的な負担など心配せずに学べる大学にしていかなければなりません。
今年は戦後80年。1945年は文部省(現在の文科省)が民主的・文化的な国をつくるために「新日本建設の教育方針」を発表し、教育の力による敗戦からの再起を説いた年でもありました。それにならっていま一度、教育を国家のインフラ=私たちの社会を支える基盤とするよう訴えます。
【25年1月8日 その6346『逢坂誠二の徒然日記』8043回】
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こんにちは。
教育を個人の栄達の為とする考え方から一日でも早く抜け出なければ、
日本は凋落から逃れられないでしょう。逢坂さんの仰る、下記のような
状態は実は微妙なところがあり、正に、個人の栄達のための教育の姿を
国が進めているのみならず、国民も、やむを得ずですが形の上では納得し、
その枠組みの中で動いているという事になると思います。
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奨学金事業を行う「日本学生支援機構」の統計では、奨学金を利用する学生は
過去25年間で2・5倍となり、今では学生2人に1人が利用。返済には、平均で
14年から17年もかかっています。若い人が社会に出て、結婚したり子育てを
したりするような大切な時期に、借金がのしかかるのです。
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教育を国家のための優位な人物の育成ではなく、往々にして、そこに結び付く
個人の栄達の為でもなく、社会と文化を維持し発展させるための仕組みに変える
必要があります。余談ですが、学術会議の「神聖化」維持もその意味では必須です。
ところで、話は少し変わるのですが、「社会の為」と言うキーワードで共に
括れる話題です。小職から多言をすることは控えますが、小川製作所さんの
論考を熟読下さい。日本の経済財政政策がどうあるべきか、この30年、
どう間違って来たか、その一端が明らかになる内容です。立憲民主党の政策に
是非とも活かしていただきたいと思います。
https://note.com/ogawa_tech/n/n7226faa94f69
うらべ
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